テレビが伝えるアメリカカンザイシロアリ報道
今日の夕方、関西ローカルながら人気のあるニュース番組である『VOICE』という番組でアメリカカンザイシロアリの紹介が行われました。
協会所属のある業者による西宮市内の被害現場の紹介、京都大学生存圏研究所の吉村先生による生態の紹介などが報道されました。これまでにいろいろなニュース番組で紹介されていますが、どれも『アメリカカンザイシロアリは新種の外来種で、恐ろしいシロアリ』と紹介されていますが、この番組では『外来種ながら30年前から発見されている』と視聴者をあおるような報道ではなく、比較的正しい報道内容でした。
アメリカカンザイシロアリ対策の難しいところは、その生態がイエシロアリやヤマトシロアリに比べてまだ良く知られていないことです。そのため、駆除方法について現場サイドでは暗中模索状態です。
アメリカカンザイシロアリは、室内にある柱などの木材にも生息するため、薬剤を使用するにあたっては最新の注意が必要です。そのためには、どの薬剤をどの濃度でどのように処理すればよいのかを知る必要があります。
ただ残念だったのが、ある業者さんが現場で薬剤注入されていた様子です。床下で薬剤を大量に散布するための道具を用いて、被害部に薬剤を注入されていました。そして注入しすぎた薬剤が被害部から大量に流出している様子が映し出されました。確かに空き屋だからそのような処理をされたのかもしれません。床下で使用する薬剤は、農薬の何十~百倍の濃い薬剤を使用しています。これを室内で使うことはどうなんでしょうか?
当社ではアメリカカンザイシロアリを飼育し、生態研究を行いながら、より最小限の薬剤量で駆除するための薬剤試験を実施しています。アメリカカンザイシロアリに関するご相談は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。
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