2018年5月25日 (金)

玄関枠のシロアリ被害

非破壊シロアリ探知機による生息調査 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、ハウスビルダーの担当者さんが玄関枠のシロアリ被害が確認されたとのことからシロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、玄関枠にはシロアリ被害が確認され、枠木部下枠からは蟻道の一部が落ちている様子も確認されています。

シロアリ生息の有無については、非破壊シロアリ探知機を用いて調査を行いました。その結果、シロアリの活動及び生息は確認されませんでした。このシロアリ被害は古いもので、既に放棄されたものと判断されました。

この物件では、特にシロアリ対策を予定していません。その理由としては、この物件のが土間床(逆ベタ基礎)構造であり、室内側で特にシロアリ被害が確認されなかったためです。

このシロアリ調査結果で、建物外周部土壌に灌注処理を勧めるシロアリ防除業者もいますが、利益優先主義の業者と考えて間違いありません。この調査結果から有効なシロアリ対策は、非破壊シロアリ探知機を用いた定期的な点検調査です。

当社ではシロアリ調査結果に基づき、シロアリの生息及び被害状況、建物の構造を勘案して最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年5月24日 (木)

日ずれの群飛

羽アリが発生した付近の床下 昨日は、シロアリ調査のため京都府内の物件にお伺いしました。以前、小員の市民講座を聴講頂いた方からのご紹介でお伺いした次第です。

中古物件を購入された物件で、昨年離れから羽アリが発生したとのことです。当初はシロアリの羽アリと気づかず、入口枠でシロアリ被害が大きくなったことや、知り合いの方に相談したところシロアリではないかとのことから、当社にご相談頂いた次第です。

相談頂いたのが羽アリ直前期であり、既に巣内では最終脱皮が終わった段階でした。この時点でシロアリ駆除処理を実施しても、羽アリが発生することや、前年度に市販の殺虫スプレーを使用されたとのことから、今年の羽アリシーズン終了後にお伺いする予定で話しをしておりました。

昨年羽アリの発生した入口付近では今年も羽アリが発生したとのことでしたが、今年は数日後に別の場所から羽アリが発生したとのことでした。早速床下側からシロアリ調査を行うと、入口付近の床下ではシロアリ被害が確認されたものの、侵入経路である蟻道は確認されませんでした。一方、今年羽アリが発生した付近の床下では、基礎面に蟻道の構築と被害が確認されました。

被害場所も離れており、羽アリの発生時期に日ずれがあることから、コロニーは複数あるものと判断されました。それでも対策としては、薬剤大量散布による全面散布の必要はありません。コロニーを駆除できれば、シロアリが建物へ侵入することはほとんどありません。地中にあるコロニーが駆除できれば、シロアリは建物へ侵入することはありません。侵入するとするならば、まだ地中にあり建物へ侵入していないコロニーだけです。しかしこのコロニーからは建物内へ侵入することはほとんどないのです。

シロアリ対策は、シロアリの生態を考慮して行うべきものであり、マニュアルによる薬剤大量散布にはシロアリ駆除技術はありません。当社では、薬剤大量散布マニュアルに頼らないシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年5月23日 (水)

地中に対して

巣系駆除のための土中薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっている建築事務所さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日、シロアリ調査でお伺いした物件です。

この物件は企業の建物で鉄筋コンクリート造ですが、エントランスのクラックからヤマトシロアリが発生しました。鉄筋コンクリート造でもシロアリが発生するのかとよくお問い合わせを頂きますが、内装には木材を使用していますのでシロアリの餌になることから、侵入事例は多くあります。今回のような建物もありますが、マンションのエントランスや管理人室、機器室や1階住居から発生する事例もあります。

羽アリが発生することで精神的苦痛を覚える方のおられますし、今後建物内部の木部へ影響を与える可能性もあります。そこでオーナーさんと建築士の先生と相談し、シロアリ駆除処理を行うこととなりました。クラックから薬剤を流し入れるとスムーズに入りましたので、穿孔など行わずに処理しました。

このようなケースでは、薬剤種類の選択と有効成分投下量が重要となります。地中の巣系を駆除しなければなりませんので、伝搬性が期待できる薬剤を用いて、その効果が発揮できる処理濃度と処理量に調整しなければなりません。伝搬性が期待できない薬剤を使用するのはナンセンスですし、伝搬性が期待できる薬剤であったとしても一般的な処理濃度では濃すぎて伝搬性が発揮されません。伝搬性は薬剤が持つ能力ではなく、シロアリが薬剤を運ぶことで伝搬性が発揮されますので、有効成分投下量には十分注意が必要なのです。

当社では、必要最小限の薬剤量で、最小の費用と最大の効果が得られるようなシロアリ対策を提案しています。シロアリ対策、調査、駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年5月22日 (火)

続く発生

フローリングから発生したアフリカヒラタキクイムシのフラス 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。一昨年から継続的に対策を実施している物件で、発生しているのは外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

気温の上昇に伴い前半期のピークを迎えるかの如く、木粉(フラス)の発生が複数の箇所で確認されています。物理的対策と化学的対策を組み合わせて継続的に実施していますが、発生が小康状態にはなかなかなってくれないようです。

いずれも木粉堆積は古い成虫脱出孔ではなく、新たに形成された成虫脱出孔からでした。物理的対策と化学的対策を組み合わせた方法では、一般的な合板系のフローリングでは極めて高い駆除率を誇りますが、今回の事例のような無垢のフローリングでは駆除率が低くなる傾向にあるようです。

当面は今の処理を継続する予定ですが、更に工夫を凝らした対策を実施を現在検討中です。ヒラタキクイムシ対策には確立された方法がなく、常に創意工夫が必要です。現場と対峙しながら、対策を今後も続けて行きたいと思います。

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2018年5月21日 (月)

シロアリ侵入防止処理

シロアリ侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、シロアリ被害の確認されている物件です。

ハウスビルダーさんによると、解体時にはシロアリの姿が確認されたとのことですが、シロアリ調査でお伺いした時点では、生息及び活動は確認されませんでした。

リフォーム工事も進行し、薬剤処理に最適と判断し今回お伺いした次第です。被害部に対しては再侵入する可能性があることから、薬剤注入処理を行いました。その他構造的にシロアリの侵入し易い箇所に対して薬剤処理を施しました。

羽アリ群飛以降、シロアリ調査やシロアリ駆除処理をお待ち頂いている方が多くおられますが、リフォームは工期の問題もあり優先せざるを得ないことをご理解頂きますようお願いいたします。

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2018年5月20日 (日)

床下側には被害がないので

玄関土間への薬剤注入処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。4月下旬に玄関周辺で羽アリの発生した物件でシロアリ駆除にお伺いした次第です。

事前のシロアリ調査では、床下側にシロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。また、玄関枠や上がり框周辺にもシロアリ被害等は確認されませんでした。

このケースでは、シロアリのコロニーは地中にあり、建物の隙間から羽アリが発生したケースです。シロアリ駆除としてはこのコロニーを駆除することが必要ですので、玄関土間に穿孔を行い薬剤注入処理を行いました。

シロアリ対策としては、これで十分です。このコロニーが駆除できれば、当面シロアリが建物へ侵入することはありません。定期的なシロアリ調査を実施し、早期発見に努めれば問題ありません。

シロアリ対策は、薬剤を大量散布することではありません。お住まいの方の薬剤曝露リスクを向上させるだけでなく、費用も高額になります。当社では、シロアリ調査でシロアリの侵入経路や生息範囲を精査し、本当に必要なシロアリ対策だけを提案します。シロアリ調査、対策、駆除は阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問合せ下さい。

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2018年5月19日 (土)

畳の下に敷かれた新聞紙の被害

床組に形成された蟻道 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件では、ハウスビルダーの担当者さんが和室の畳交換の際、床板に敷かれた新聞紙の一部に被害と蟻道に気付かれ、小員にシロアリ調査の依頼を頂いた次第です。

床下側からの点検調査で、束石、床束、大引等の床組で蟻道の構築及びシロアリ被害が確認されました。蟻道内部では、活動中のヤマトシロアリが確認されました。

ハウスビルダーの担当者さんは小員とよく現場へお伺いしますが、シロアリ被害の初期段階がどのようなものかを日常的に説明している関係で、今回の被害に気付かれたようです。特に畳下の新聞紙や床板の被害や蟻道は、ホコリの塊などと見間違えるケースが多いのですが、色々な現場を見てきた経験が生かされたと考えられました。

シロアリ被害の初期症状を発見するのは、一般の方にとってはかなり困難です。しかし、シロアリ技術者であれば、簡単に見つけることができます。但し、シロアリ防除業者の中には今回のハウスビルダーの担当者さんよりレベルの低い方がおられることも事実です。

シロアリ調査を、誰にお願いするかは非常に重要です。老舗のシロアリ防除業者の中には、ヤマトシロアリとイエシロアリの区別もできない方がおられるのも事実です。老舗だから、企業として大きいからシロアリ技術者が居る訳ではありません。きちんと話しを聞いて、シロアリ技術者かどうか見極めることが最も重要です。

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2018年5月18日 (金)

高活性

順調に喫食されたブリングベイト 昨日はシロアリ対策で岡山県内の物件にお伺いしました。イエシロアリの生息及び被害が確認されている物件で、1ヶ月程前にブリングボックスを設置、ブリングベイトを投入しています。

3週間前の確認では順調に喫食していましたが、気温の影響もあるやや遅い感がありました。今回の確認では、ブリングベイトが順調に喫食されていました。遠方ということもあり、少し多めにブリングベイトを投入しました。

これから気温も更に上昇し、更に喫食速度も上がると考えられます。ブリングシステムは、一般的に行われているベイト工法とは一線を画します。一般的なベイト工法では、建物外周部に埋設されたベイトステーションにシロアリが侵入するのを待つ受動的な方法ですが、ブリングシステムはシロアリの活動域に設置する能動的な方法です。そのため、ベイト工法よりも効率的に駆除することが可能なのです。但し、設置場所には最善の注意が必要です。単に被害部へ設置すればよいというものではなく、事前の調査により設置場所の選択が重要となります。

ベイトシステムはイエシロアリの生態を利用した方法であり、イエシロアリの生態を熟知しておかなければありません。当社では、生態研究のためイエシロアリの飼育観察や薬効試験を実施しています。イエシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2018年5月17日 (木)

建物内への侵入

ルリアリの徘徊が確認された窓 右の写真は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件は、企業の事務所で2階の窓にクロアリが徘徊してるとのことからお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、窓枠にアリの死骸が確認されました。あまりにも多くのアリが徘徊するため、事務員さんが市販の殺虫スプレーを噴霧したとのことです。

採取したアリを確認したところ、室内徘徊種としてよく知られているルリアリでした。一般家屋では、壁内の断熱材に営巣するケースが知られていますが、事務所ではコンピューターなどの電子機器の内部に入り影響を及ぼす場合があるため注意が必要です。

この物件では、植込みにあった樹木を最近切ったとのことから、それら樹木に営巣していたルリアリが新たな巣を求めて徘徊した可能性が高いと考えられました。対策としては、ルリアリの活動域に薬剤処理を施すことが最も効果的です。問題はそのルリアリの活動域であり、目視で見える範囲はルリアリの活動域の僅かでしかないため、目視できない箇所へ工夫をして処理することがポイントです。

ルリアリは、市販のアリ用毒餌剤は殆ど効果がありません。当社のルリアリ対策は現地調査の上、必要な対策を提案します。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします

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2018年5月16日 (水)

コロニーは地中に

土壌灌注処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。玄関袖壁にシロアリ被害が確認された物件で、先日シロアリ調査をしています。

シロアリは袖壁内部に蟻道を構築していましたが、屋外基礎面に蟻道は確認されていません。シロアリはコンクリート接合面にあるクラックから侵入していたものと考えられました。

家屋自体は逆ベタ基礎(土間床)構造であり床下がなく、室内側でシロアリ被害がないことからシロアリ対策は実施しませんでした。この物件で必要なシロアリ対策は、この玄関袖壁付近のシロアリ駆除することです。

シロアリ駆除は単に薬剤処理を行うだけではなく、コロニー(巣系集団)を駆除するのが本当のシロアリ駆除です。今回の事例では地中にコロニーがあるため、土壌灌注処理を施しました。土壌灌注処理では必要以上の薬剤を処理すると、環境汚染に繋がるため注意が必要です。使用する薬剤の種類、処理量と処理濃度には最善の注意が必要です。

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