2017年5月23日 (火)

庭に生息するシロアリ

Inspection924 昨日はシロアリ調査のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。先月シロアリ駆除でお伺いした物件のお施主さまからの紹介で、1ヶ月以上お待たせしています。

この物件は大手ハウスビルダーが建てた物件で、20年以上経過しています。布基礎構造で、床下土壌表面には防湿シートが敷き込まれています。

床下側からは目視等による調査を、床下側から調査できない箇所については、非破壊シロアリ探知機を用いて調査を行いました。その結果、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

屋外では右の写真の通り、庭木支柱にシロアリ被害が確認されました。このシロアリのコロニーは当該箇所で生息しているものであり、家屋へ侵入する可能性は極めて低いのです。シロアリのコロニーは建築当時から生息しており、この20年以上家屋へ侵入していないので、今後も侵入しない可能性の方が高いのです。侵入しない可能性が高いのに、薬剤処理を行うのはナンセンスです。定期的な点検調査により、早期発見に努めれば問題ないのです。

シロアリ対策イコール薬剤処理は、一般的なシロアリ防除業者の考え方です。当社では薬剤処理の必要がないと判断した場合、定期的な点検調査で対応します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月22日 (月)

大量散布の必要はありません

Extermination559 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ駆除でお伺いしました。ゴールデンウィーク中にシロアリ調査でお伺いした、賃貸マンションです。

この物件では、玄関周辺から羽アリが発生しました。シロアリ調査の結果から、巾木などの木部へ被害が与えていることが確認されました。

シロアリは室内木部に営巣しているのではなく、床下地中にあると判断し処理を行いました。駆除に適した薬剤を、効率的に駆除できる濃度で、効果的な場所から薬剤処理を行いました。処理量としては数リットル程度です。

一般的なシロアリ駆除では大量の薬剤を動力噴霧器を用いて撒きますが、駆除を目的とするのであれば大量の薬剤は必要ありません。本当に必要な量だけで十分シロアリ駆除は可能です。逆に必要最小限量でシロアリ駆除ができないのは、シロアリの生態に詳しくなく、薬剤の特性を理解できない、技術力のない防除業者と言っても過言ではありません。

シロアリはきちんと駆除できれば、早々侵入するものではないのです。当社ではシロアリ駆除をベースにシロアリ対策を考えます。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月21日 (日)

生息想定場所

Extermination558 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。昨年から案件の物件で、毎年羽アリの発生している物件です。

この物件は工場で、羽アリが発生したのは一部にしか過ぎません。数年前に協会加盟のシロアリ防除業者が、保証なしであればと処理したようです。しかし、処理も虚しく羽アリは出続けているとのことです。

昨年連絡を頂いた時には、羽アリがどのような発生しているのか確認できていなかったこと、特に被害が見当たらないことから、一旦処理を保留させて頂きました。

ゴールデンウィーク中に羽アリが発生したことから、再度状況を確認、周辺調査を行い、薬剤処理ポイントの策定を行いました。結論的には、土間コンクリート下の土壌に対して薬剤注入処理を行いました。現時点でシロアリは地中を中心に活動しており、建物内部の木部に被害を与えている訳ではありません。ただ、羽アリの出口として室内側が選択されただけにしか過ぎなかったのです。但し、製商品に羽アリ死骸が異物混入する可能性があることから、地中のコロニーを駆除することは有効なのです。

当社では、シロアリの生態と建物構造に合わせてシロアリ対策を実施します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月20日 (土)

補虫紙検定

Lyctidae348 昨日は、アフリカヒラタキクイムシ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。一昨年に被害部を撤去、それに合わせて一部薬剤処理を施しました。その後のモニタリングのため、ライトトラップを設置しています。

今回ランプ及び捕虫紙の交換を実施するとともに、捕虫紙の検定を行いました。その結果ですが、3匹のアフリカヒラタキクイムシの捕獲が確認されました。

被害部を撤去し、見た目に対策は完了したと思っていても、実際には見えない場所で発生しています。これをきちんと管理しないと、結果的に増殖するため注意が必要なのです。

当社ではアフリカヒラタキクイムシ対策を実施していますが、対策の第一歩は現地調査です。調査により種類の同定、具体的の立案を行いますが、調査は有料です。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月19日 (金)

退去理由

Inspection923 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、先日シロアリ調査でお伺いしたマンションと別の部屋にお伺いしました。前回のシロアリ調査の際、1階の他の部屋にも聞き取り調査を依頼していたところ、他の部屋からシロアリ被害らしきものがあるとのことから、この部屋のシロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、シロアリ被害は玄関枠、上がり框周辺、浴室入口(右写真参照)、洋室巾木、和室畳寄せなど広範囲に確認されました。入居者さまに羽アリについて確認を行いましたが、日中は不在とのことでした。調査を更に進めると、室内の数箇所で落翅が確認されました。

隣の入居者さまにお話しを伺うと前に入居されていた方は、羽アリが室内で大量に発生したことから気持ち悪がり退去されたとのことです。どうやら数年前から発生していた模様です。羽アリが発生しなくなったからと言って、シロアリの生息は無くなる訳ではありませんので、適切なシロアリ駆除処理は必須です。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月18日 (木)

外壁隙間から羽アリ

Inspection922 昨日は、外壁の隙間から羽アリが発生したと連絡を頂いた、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

早速現場で状況を確認すると、外壁の接合部から蟻道の噴出しが確認されました。問題はこの物件の構造です。この物件は飲食店で、床下のない逆ベタ基礎(土間床)構造です。

このようなケースでは、コンクリートの接合部からシロアリが侵入します。たまたま室内側に被害は確認されなかったものの、シロアリ駆除はきちんと行う必要があります。その理由はこの物件が飲食店であり、羽アリの発生は不快であるとともに、異物混入の原因となります。そのため、シロアリ駆除処理は必須となるのです。

逆ベタ基礎構造では、駆除処理には工夫が必要です。当社では建物の構造に応じてシロアリ駆除を行います。シロアリ調査です。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月17日 (水)

床下点検口がありません

Inspection921 昨日は、リビング天井付近から羽アリが発生したのでシロアリ調査をお願いしたいとご依頼を頂いた、兵庫県内の物件にお伺いしました。

早速現場を確認すると天井の廻り縁にヤマトシロアリの羽アリの死骸が挟まっています。天井付近から羽アリが発生した場合、二つの視点で調査しなければなりません。一つは床下で発生した羽アリが壁内を通って天井廻り縁付近から発生したケースです。もう一つは天井梁付近にシロアリの被害があり、営巣しているケースです。

前者については、床下側からの点検調査で対応可能です。但し、この物件ではリフォームによって床下点検口が撤去され、新設されていないことから点検調査ができませんでした。

後者については、雨漏れを伴うのが一般的なことから、屋外側と室内側から点検調査を行いました。その結果、いずれも雨漏れの兆候は確認されませんでした。リフォームによって床面に隙間がなくなったことから、出口を求めて天井廻り縁付近から発生したものと判断しました。

ちなみに床下換気口から目視可能な範囲を調査した結果、写真の通り床下に放置された木片に空中蟻道(群飛孔)が確認されました。これを見ても床下が発生源であると判断されました。

床下調査が不可能な段階でも調査できる項目はあります。その事前調査によって何が必要で、何が不必要かの判断もできるのです。当社のシロアリ対策の基本は、シロアリ調査です。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月16日 (火)

こちらも発生期

Lyctidae347 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年から対策を実施しているアフリカヒラタキクイムシが発生している物件です。

この物件では、昨年の春に木粉の堆積が確認されました。具体的対策を始めたのが初夏で、以降コンスタントに木粉の堆積が確認されています。今期に入り広範囲に木粉の堆積が確認され始めました。

アフリカヒラタキクイムシの場合、温度の高い条件であれば年2回発生します。しかし、温度が高くなければ、産卵から成虫になるまで1年を要します。今期に入ってから発生している木粉は、昨年産卵し今年羽化した成虫の脱出孔から排出されたものです。明らかに昨年の木粉堆積数よりも今年は増加傾向にあります。

食害速度が速く、繁殖力の大きいアフリカヒラタキクイムシは、初期対応が重要です。アフリカヒラタキクイムシは在来種と生態が異なりますので、まず同定が先決です。その後は、被害状況や生息状況から具体的対策を立案します。ヒラタキクイムシ類の同定、現地調査は有料となります。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月15日 (月)

見えない場所で羽アリは発生しています

Damage59 昨日はシロアリ調査で、奈良県内の物件にお伺いしました。いつもお世話になっているハウスビルダーさんからご紹介頂いた、別のハウスビルダーさんからの依頼です。

シロアリ被害は、リビングのフローリングで確認されており、それが右の写真で大きな被害が確認されています。この物件の問題建物の構造で、パッシブソーラーシステム構造です。小屋裏で暖めた空気を床下へ送り込み、部屋を暖める構造で、一部は室内に暖かい空気が入ります。

基礎の構造はベタ基礎ですが、構造的な問題によってシロアリは侵入しています。対策としては、薬剤の種類と使用量に注意が必要です。安全性が高いと言われている薬剤であっても、協会仕様書のように大量散布は絶対に行ってはなりません。強制的に床下の空気を取り入れるシステムですので、薬剤曝露は避けることができません。ましてや大量散布すると薬剤が気化し、長期に渡って吸い込むのです。それが引き金となり、化学物質過敏症になることもありうるのです。

それだけに、シロアリ対策は慎重に進める必要があります。以前同じような被害の現場で、ある建築士の先生がホウ酸で処理することを勧めました。残念ながらホウ酸も安全な物質ではなく、年間に何人も中毒患者を発生させ、ペットを死に至らしめているのです。全てのものには毒性がある絶対原則を忘れた結果と言っても過言ではありません。安全性が少しでも高いものを用い、最小限の薬剤量で処理することが重要となるのです。そのためにもシロアリの生態を理解することも非常に重要です。

お施主さまはパッシブソーラーシステム構造は乾燥しているので、シロアリはつかないと説明を受けたようです。残念ながらシステムを考えた方は、乾燥に対応できるシロアリの能力をご存じなかったことが今回の悲劇を招いたのです。

ちなみにこの物件でお施主さまは羽アリを見たことがないとのことでしたが、床下からの通気口内では羽アリの死骸がクモの巣にかかっていました。床下側で羽アリが発生していることを示唆しています。プロの視点での調査と素人の調査では、比べものにならないのです。但し、シロアリ防除業者の極僅か一部の人間だけが本当のプロなので注意が必要です。

当社は、シロアリ技術者としてのプロ意識と確かな知識でシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年5月14日 (日)

浴室入口枠から羽アリ

Alate50 昨日はいつもお世話になっている住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件は賃貸マンションですが、1階浴室入口枠から羽アリが発生したとのことです。早速現場にお伺いすると、浴室入口枠で徘徊するヤマトシロアリの羽アリが確認されました。羽アリは、浴室入口枠の隙間から出入りする様子が確認されました。

マンションは鉄筋コンクリート造なので、シロアリに食べられることはないと考えられている方が大勢おられます。しかし内装には木材を使用しており、侵入さえできればシロアリ被害は広がって当然なのです。

このような事例でも重要なのは、シロアリ駆除処理です。シロアリ駆除とは、薬剤を大量に撒くことではありません。シロアリのコロニー(巣系集団)を壊滅させることが重要であり、薬剤の大量散布ではシロアリの逃亡数が多いためコロニーに駆除はできていないのです。

シロアリのコロニーを駆除するためにはシロアリの生態を考慮し、駆除に適した薬剤を用いて、効率よく処理する方法で実施しなければなりません。これは現場の状況により異なりますので、マニュアルで対応できるものではないのです。当社では、お住まいの方への安全を優先し、薬剤使用量を抑えたシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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