2017年7月20日 (木)

シロアリ被害ではありませんが

Inspection945 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。以前シロアリ駆除でお世話になった物件で、外塀にシロアリ被害があるので見て欲しいとのことからお伺いしました。

早速現場を確認すると、明らかにシロアリ被害ではありません。それが右の写真で、被害の原因はクロアリです。状態を更に調査すると数種類のクロアリが確認できましたが、問題となるのはトビイロケアリとオオハリアリです。

トビイロケアリは腐朽した木材に営巣するため、木材を齧るケースがあるため、注意が必要です。オオハリアリは腹部に毒針を有し、刺されると痛いので駆除の対象となります。またオオハリアリの生息箇所ではシロアリが生息していることが多いため注意が必要です。室内ではオオハリアリの羽アリの徘徊も確認されました。

お施主さまに状況を報告、クロアリ対策を実施することとなりました。クロアリ対策で重要なのは、種類の同定と生息状況の把握です。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月19日 (水)

羽アリの発生は梁から

Inspection944 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、奈良県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。今年の5月に梁付近から羽アリが発生したとのことです。

早速現場を調査を行うと、吹き抜け部分の梁付近にシロアリ被害と群飛孔が確認されました。室内を確認すると落翅も確認されており、翅脈からもヤマトシロアリであることを確認しました。

周辺を更に調査すると、柱の割れ目部分に蟻道の構築が確認されたことから、シロアリはち地中からの侵入であることを確認しました。ちなみにこの梁は、2階部分にあた梁でかなりの高所です。どこかに水の供給源である雨漏れがあると考えられました。

いずれにしても、当該箇所のシロアリ駆除処理は必須です。建物が古いだけあって今後建物自体をどうするかの方向性次第で建物全体のシロアリ対策を考えるのか、リフォームも含めてどうするのかをお施主さまに委ねることとなりました。シロアリ対策は薬剤を撒くだけでなく、構造的にどう考えるかも重要です。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月18日 (火)

発生した羽アリは

Ant115 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。室内で羽アリが確認されたとのことです。

事前に捕獲をお願いしておりましたので、捕獲された羽アリの同定を行いました。確認された羽アリはヒラズオオアリの羽アリでした。頭部前方が切断されたかのように平らになっているのが特徴です。

樹上の枯れ枝の空洞内に営巣する種で、室内での営巣事例は殆ど聞いたことがありません。正の走光性(光に集まる性質)で、室内に偶然侵入した可能性が高いものと考えられました。

アリの羽アリは年中見られますが、種類毎に発生時期が異なります。人に危害を与える種もあれば、建物へ影響を与える種もあります。そのため種類を同定し、現場調査により状況を確認したうえで、適切な対策が必要です。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月17日 (月)

対策開始

Copt116 昨日は、いつもお世話になっている害虫駆除業者さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。先日イエシロアリ羽アリが発生し、調査を行った店舗です。

店舗であることや、発生箇所が高所であったことから、イエシロアリ駆除専用ベイト工法ブリングシステムで対応することとしました。

高所で設置がかなり困難であったことから、ブリングボックスを工夫し対応しました。活性の高い時期ですので、効率的にベイトを食餌させ早期駆除完了を目標にしたいと思います。

当社では、イエシロアリ駆除が対応可能です。イエシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月16日 (日)

屋外のシロアリ被害

Ttd206 昨日は屋外外構部にシロアリの生息と被害があるとご相談を頂いた、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

非破壊シロアリ探知機で外構部を点検調査を行うと、シロアリの活動を探知しました。なお、シロアリ被害は外構部の複数個所で確認されました。

床下側からの点検調査では、シロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。基礎構造はベタ基礎ですが、しっかりとした構造でシロアリの侵入する可能性は極めて低いものと考えられました。ベタ基礎でも構造によってはシロアリが侵入する構造があるため、過信してはいけません。

この物件では、シロアリの侵入し難いベタ基礎ですので、結論的には薬剤処理の必要性はなく、定期的な点検調査で十分対応可能です。屋外でシロアリが生息しているのは、普通のことであり、特に対処する必要はありません。特に地面と直に接触している外構部に被害が出ることは当然であり、必然なのです。このシロアリのコロニーが家屋へ侵入するか否かがポイントですが、この物件では侵入する可能性が極めて低いため家屋への薬剤処理は必要ないのです。この物件で薬剤処理を必須とするシロアリ防除業者がいれば、詐欺と言っても過言ではありません。

お施主さまから有料でシロアリ調査をしてもらえる業者を探し、今回見て頂いて安心しましたという言葉を頂きました。シロアリ調査は薬剤を撒くために行うものではなく、どのようなシロアリ対策が有効かを調査するためのもので、薬剤処理ありきではないのです。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月15日 (土)

駆除完了確認

Ttd205 昨日はシロアリ駆除処理完了確認のため、大阪府内の物件にお伺いしました。4月中旬にシロアリ駆除を行った物件ですが、5月に羽アリの発生が確認されています。

この現象だけ見ると再発或いは未処理場所からの発生かと思われますが、シロアリ駆除処理の弊害とも言えるものです。

シロアリ駆除処理を行う際、遅効性の薬剤を使用します。これはコロニーを駆除することが目的ですが、使用時期によっては殺蟻効果の得られない時期があります。ニンフ後半や既に羽アリとなった個体には効果が弱いため、羽アリの発生が確認されることがあるのです。

お施主さまはかなり不安な様子でしたが、非破壊シロアリ探知機なども使用しながら点検調査した結果、既にシロアリのコロニーは消失していました。無事、駆除は完了していたということでお施主さまにはご安心頂きました。これからこのような現象があることを、きちんと説明する必要があることを痛感しました。

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2017年7月14日 (金)

羽アリ

Ant114 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。室内で羽アリが発生したとのことから、調査のためお伺いしました。

お施主さまからの聞き取り調査を行ったところ、羽アリは浴室で発生したとのことです。早速浴室周辺を調査したところ、洗面で羽アリの死骸を採取することができました。

採取した死骸は頭部の取れたものでしたが、同定した結果オオハリアリの羽アリでした。オオハリアリは肉食性のアリとしてよく見掛けられる種類で、シロアリの天敵とされています。今回浴室での発生であったことから、シロアリも生息している可能性が考えられました。

ハウスビルダーさんからは、天敵のオオハリアリが生息していればシロアリは既に駆逐された可能性はないですかとご質問を頂きました。実際の現場では両者が生息している事例が多く、天敵とはいえ駆逐するところまで至らないようです。

いずれにしても、床下側からのシロアリ調査が必須のようです。クロアリの羽アリだからと安心してはいけません。クロアリ及びシロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月13日 (木)

低圧でゆっくりと

Extermination568 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。先日シロアリ調査を実施した物件での、シロアリ駆除処理です。

シロアリは基礎面に蟻道を作らず、土台に架けてあった支柱に蟻道を構築して侵入していました。その支柱を留めてあった釘が写真中央の釘です。

薬剤処理はシロアリの活動範囲へ処理を行っています。小径の穿孔を行い薬剤注入処理を行いますが、ここで重要なのは圧をかけないことです。ゆっくりと低圧で処理すると、シロアリの活動範囲に薬剤がしみ込み、この土台の約3メートル先から薬剤が流出しました。

高圧で処理すると、注入した付近の被害部から薬剤が大量に流出します。これは薬剤の無駄遣いであるとともに、活動域の隅々まで薬剤が届きません。できるだけ低圧で、必要最小限の薬剤量で処理することがプロとしての仕事です。

薬剤の大量散布では、お住まいの方への薬剤曝露リスクが向上します。世の中には安全性の比較的高い薬剤はあっても、安全な薬剤はないのです。ですので必要以上の薬剤を使用しないことが、安全に対して重要なファクターを占めるのです。当社では必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除を行う、シロアリ対策をお薦めしています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月12日 (水)

古民家でも

Inspection943 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。これから改修計画を立てる前に、床下状況調査の一環としてシロアリ調査のご依頼を頂いた次第です。

古民家は年数が経過しているため、シロアリ被害は確認されます。ポイントはそのシロアリ被害が新しいのか古いのか、現在生息しているのかしていないのか、生息していない場合今後侵入する可能性があるのか同かをきちんと見極める必要があります。

早速床下側から点検調査を行った結果、広範囲にシロアリ被害が確認されました。一部ではシロアリ防除処理も行われた形跡がありましたが、シロアリの侵入及び生息も多数確認されました。写真の部位はその一部で、束石に形成された蟻道の一部を壊したところです。活動中のヤマトシロアリが確認されるとともに、周辺には羽アリが落とした翅が多数確認されました。比較的新しいものであることから、今年群飛したものと判断されました。

羽アリが発生した箇所は、当該床組部分からの発生ではありません。この周辺に空中蟻道の群飛孔が多数確認されています。空中蟻道の数からすると、数年前から相当数発生しているようです。

これは過去に行われた、薬剤大量散布によるシロアリ防除処理が影響しているものと考えられます。コロニーを意識したシロアリ駆除が行われなかったことにより、再侵入や新たな発生を誘発しているものと考えられました。

シロアリ対策の基本はシロアリ駆除であり、コロニーを意識した処理を行わないとシロアリ駆除はできません。薬剤を大量に散布しただけでは、シロアリのコロニーの駆除はできないのです。当社では、シロアリ駆除をベースとしたシロアリ対策を実施しています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年7月11日 (火)

非破壊点検調査

Ttd204 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年、シロアリ駆除を行った物件での定期点検調査でお伺いした次第です。

この物件はパッシブソーラーシステム構造で、床下の高さが殆どないタイプに構造ですが、基礎内断熱ではなく、基礎外断熱構造です。シロアリが構築した蟻道は、天井付近まで伸びていました。基礎外断熱構造では、雨漏れがなくても天井まで被害が広がるのは一般的で、乾燥はシロアリ対策にならないことを証明しています。

パッシブソーラーシステム構造ですので、室内側での薬剤処理は厳禁です。揮散した薬剤を強制的に室内に取り込むシステムですので、処理は屋外側から行いました。今回の点検調査では、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を行いました。その結果、シロアリの生息は確認されませんでした。お施主さまからの聞き取り調査でも、今年の春に羽アリの発生もなかったとのことです。

当社ではパッシブソーラーシステム構造や基礎外断熱構造のシロアリ対策を実施しています。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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