2022年8月10日 (水)

定期健康診断

定期健康診断 昨日は阪神土建組合と建設国保が実施する集団健康診断を、神戸市東灘区の東神戸病院で受診しました。この集団健康診断では、一般的な健診内容に加えて胃カメラやPSA検査、肝炎ウイルス検査など幅広い範囲に対応しています。

コロナ禍ということもあり普段は患者さんで溢れ返る東神戸病院ですが、昨年と同様に患者さんが少ない傾向でした。健康診断の受付スペースも、例年より受診される方も少なかったように感じました。そのおかげもあり、受診で待たされることなく、スムーズに受診できました。

毎年、胃カメラ検査を受診するかどうか考えるのですが、結局今年も受診しました。床下の匍匐前進に伴い、バレット食道(逆流性食道炎にともなう粘膜の変化をきたした食道)でがんのリスクが高いことかが理由です。

がんの対策では早期発見が重要と言われており、適切な検査を受けることが重要です。これは家屋も同じで、早期発見のための検査(点検調査)が重要です。がんになる前に薬を飲む人は、基本的にいません。サプリを摂られる方はいますが、明確なエビデンスはありません。シロアリも同じで侵入していないのに、薬剤処理するのはいかがなものでしょうか。構造的にシロアリが侵入し難いのであれば、薬剤処理をしないという選択肢もあるのではないでしょうか。

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2022年8月 9日 (火)

毒餌剤が効きません

アリ用毒餌剤は万能ではありません 昨日は10年以上前にシロアリ駆除でお世話なった、大阪府内のお施主さまからご連絡をいただきお伺いしました。クロアリが3階ベランダまで徘徊しており、一部室内への侵入も確認されているとのことです。

早速現場でクロアリを採取し同定を行った結果、当該ブログでもよく紹介しているルリアリです。ルリアリの徘徊の確認された玄関周辺、2階及び3階ベランダにはアリ用毒餌剤が設置されていましたが、見向きもしない状態です。アリ用毒餌剤が効かないのは、毒餌剤に含まれている餌の嗜好性が一致していないことが理由です。

今回確認されたルリアリは肉食性が強いため、糖類をベースとしたアリ用毒餌剤には全く見向きもしません。メーカーさんも改良して肉食性のアリの喫食性を上げるため、毒餌剤を改良されているようです。しかしアリは以外と好き嫌いがあるようで、肉食性の対応する毒餌であっても実際の現場では喫食性の悪い事例を多く確認します。

アリ駆除を個人で行う際、処理を間違えるとかえって生息範囲を広げてしまい被害が拡大するケースが多々あります。当社に駆除依頼をいただくケースでは、被害が広がってしまってからの事例がほとんどです。インターネットで検索すると、素人療法によるアリ駆除事例が多く紹介されています。これはたまたまの成功事例で、全ての事例に当てはまる訳ではありませんのでご注意ください。

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2022年8月 8日 (月)

侵入防止処理

侵入防止処理 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、リフォーム中の大阪府内の物件にお伺いしました。リフォームにあたり解体した際、シロアリ被害及び生息を確認した物件です。既にシロアリ調査及びシロアリ駆除処理を先行して実施しています。

予防処理についてお施主さまとハウスビルダーさんの意向から実施することとなり、お伺いした次第です。解体された現場を再調査した結果、便所土台では穿孔注入処理跡が確認されました。過去にシロアリ対策が実施された模様ですが、実際にシロアリが生息していることを考慮すると処理が甘かったものと判断できます。

床下側から薬剤処理する際、どの薬剤をどのように処理するかが重要なポイントです。大量に薬剤を撒いても、このポイントを間違えるとシロアリは侵入します。逆にこのポイントを押さえると、薬剤使用量を最小限で処理しても十分効果が得られます。今回の侵入防止処理についても、必要最小限で処理を行いました。大量散布並の効果が得られるとともに、薬剤曝露リスクの低減、処理コストの低減などお住いの方へのメリットは多いのです。

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2022年8月 7日 (日)

窓際で確認された砂粒

窓際で確認された砂粒 昨日は以前シロアリ駆除でお世話になった、大阪府内のお施主さまからご連絡をいただきお伺いしました。窓際に砂粒が確認されているとのことから、調査のためお伺いした次第です。

早速現場で調査すると1階階段付近にある三角出窓で、少し湿気のある砂粒の散乱が確認されました。更に周辺の調査を進めると、羽アリの死骸が採取できました。羽アリの同定を行った結果、トビイロケアリの羽アリでした。

トビイロケアリの生態を考慮すると、この砂粒は確認されるのは必然です。トビイロケアリは腐朽した木材に営巣し、湿気た土を持ち込むことが知られています。その際、持ち込まれた土が今回確認された砂粒と考えられました。

ちなみにこの三角窓には基礎のコーナーが隣接しており、過去には雨漏れとともにシロアリ被害が確認された箇所です。雨漏れの修理は終わっていますが、腐朽した柱は交換していませんのでトビイロケアリにはうってつけの営巣箇所になったものと考えられます。適切な処理を行えば、駆除は完了するものと考えます。

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2022年8月 6日 (土)

侵入リスクの高い箇所

非破壊シロアリ調査 右の写真は、先日シロアリ調査で撮影した1枚です。いつもお世話になっているハウスビルダーさんから依頼をいただいた、兵庫県内にある物件での点検調査案件です。

この物件では、屋外にある生垣の支柱にシロアリ被害が確認されているとのことです。それを気にされているお施主さまがハウスビルダーさんに相談、シロアリ調査を実施することとなりました。

この物件の構造はベタ基礎で、床下側からの点検調査ではシロアリ被害及び侵入はありません。シロアリの侵入可能と考えられる箇所も、侵入リスクは限りなく低く薬剤処理は不要と判断しました。床下側からの点検調査できない玄関周辺については、非破壊シロアリ探知機を用いて点検調査を実施しましたが、シロアリの侵入及び活動は確認されませんでした。

図面を確認させていただきましたが、玄関周辺も侵入リスクの低い構造ですので薬剤処理は不要と判断しました。シロアリの侵入リスクが高い構造の物件では、侵入防止のための薬剤処理をお薦めする場合はあります。しかし今回のような侵入リスクの低い事例では薬剤処理は不要で、不安があれば点検調査すれば問題ないのです。シロアリ被害を受ける前に薬剤処理をしましょうとシロアリ防除業者は勧めますが、シロアリ侵入リスクが極めて低いのに薬剤処理を実施するのはナンセンスです。儲け主義としか思えないのは小員だけでしょうか。

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2022年8月 5日 (金)

駆除は最大の予防

駆除を意識した薬剤処理 右の写真は、先日クロアリ駆除でお伺いした物件で撮影した1枚です。この物件で確認されているクロアリは、室内侵入種として当該ブログでもよく紹介しているルリアリです。

この物件では一昨年、ルリアリが室内に侵入していました。壁内に営巣しているのでなく屋外側からの侵入で、その一つの巣はテラスコンクリート部分で確認されたクラック部分でした。これら巣の近辺、侵入ルートなどに薬剤処理を施し駆除は完了しています。昨年は侵入はもとより徘徊種も少ない状態ですが、本年はクロアリの徘徊が少しづつ確認されているとのことです。

今回、巣になり易い箇所に薬剤処理するとともに、建物外周部について薬剤処理を実施しました。これら処理箇所では巣系駆除を意識した処理を実施していますので、かなりの予防効果は期待できるものと考えます。対象昆虫を寄せ付けない処理も有効ですが、当社では、駆除は最大の予防のコンセプトで対策を行っています。

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2022年8月 4日 (木)

気付かれた畳屋さん

畳の上で確認された羽アリの落翅 右の写真は、先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。2階の和室で羽アリの翅が落ちているとのことで、いつもお世話になっているハウスビルダーさんの案件です。

この物件はコミュニティスペースとして使用されているため、普段から使用されている訳ではないとのことです。畳を交換するため畳屋さんの来てもらった際、畳屋さんがこれはシロアリの羽アリが落とした翅なので専門家に見てもらってくださいとのことでした。そこでお知り合いであったハウスビルダーさんに相談され、今回のシロアリ調査となった次第です。

現場で確認すると、羽アリの落翅はヤマトシロアリのものでした。可能性として2階や小屋裏で雨漏れの可能性を考慮し、調査しましたが問題はありませんでした。1階で調査すると、玄関入口枠でシロアリ被害が確認されました。1階は元々倉庫や駐車場として活用されていたこともあり、土間床となっています。

玄関枠から発生した羽アリは、隣接する階段を上り和室まで到達したものと考えられました。シロアリの生息は玄関付近と考えれますので、駆除は玄関周辺で十分です。但し、コロニーを意識した処理でないと再発リスクが向上します。薬剤の大量散布では、コロニーの駆除はできませんのでご注意ください。

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2022年8月 3日 (水)

フェロモントラップ

フェロモントラップに捕獲されたタバコシバンムシ 右の写真は、タバコシバンムシ用フェロモントラップに捕獲されたタバコシバンムシです。これはコンサル案件で、一般家屋で大量発生した事例です。

タバコシバンムシは貯蔵食品を食害する害虫として有名ですが、この物件では食品からの発生ではなく家具からの発生です。この家具は造作家具で、既に撤去されています。ちなみに撤去された家具は密閉容器内で保管した状態で、タバコシバンムシの発生が続ているいるとのことでした。

ちなみにこの物件では、モニタリングとしてフェロモントラップの設置を指示しています。粘着板に性誘引フェロモンがセットされたもので、雄を粘着板で捕らえてモニタリングを行います。およそ2週間前に設置されたフェロモントラップですが、20匹以上のタバコシバンムシが捕獲されています。これは、撤去された造作家具以外に発生源があると考えられます。想定発生源の特定は困難ですが、概ねの発生箇所は特定されています。但し、その箇所の撤去はかなり困難であるため、モニタリングを継続し捕獲による生息減とするしか対処はないようです。タバコシバンムシの繁殖環境として適していないと考えられますので、フェロモントラップによる捕獲効果に期待したいと思います。

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2022年8月 2日 (火)

新築防腐防蟻処理

構造に合わせて重点箇所を決定 右の写真は、先日新築防腐防蟻処理のためお伺いした現場で撮影した1枚です。いつもお世話になっている設計事務所さんからの依頼で、奈良県内の案件です。

当社と関係ができるまでは、この設計事務所さんでは新築時に防腐防蟻処理は実施されていなかったそうです。建築基準法からすると、よほど条件が揃わない限り薬剤処理は必須となります。しかしこの薬剤処理に関する記述は建築基準法の施行令で、未処理でも罰則がありません。そのため、薬剤処理を実施されないビルダーさんが多いのが現状です。

この設計事務所さんでは、様々な事例を紹介しベタ基礎はシロアリ対策でないことをご理解いただき、最近では薬剤処理を実施していただくようになりました。注意しなければならないのは安全性で、お施主さまにもご理解をいただき薬剤の選択を実施しています。場合によっては、ホウ酸製剤の選択も行います。

ホウ酸製剤も駆除の場面では優位性が全くありませんが、予防処理では使用可能です。但し、そもそも近年の住宅では薬剤処理をしなくても、シロアリが侵入しないケースが多いのです。そうなるとどのようなケースでシロアリが侵入するのかというと、殆どが構造的な問題です。だから当社では、事前に設計図面を確認して必要なところへ重点的に処理を行い、仕様書には最低限の順守を行います。

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2022年8月 1日 (月)

2022年8月度ウェブサイト更新

阪神ターマイトラボウェブサイト2208トップページ画像 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、大阪府内の物件で実施したシロアリ駆除処理の様子で、蟻道からシロアリの流出が確認されています。

この物件では、広縁の屋外側でシロアリ被害が確認されました。一見古い被害に見えましたが、床下側からの点検調査では修復部位にも蟻道の構築が確認されていることから現在も活動中であると判断しました。非破壊シロアリ探知機を用いて調査した結果、シロアリの活動を探知しています。

シロアリ調査を実施する場合、安易に蟻道や被害部を壊して確認を行うシロアリ防除業者がいます。実際には、殆どの業者が壊して確認するのが一般的です。しかし、当社ではなるべく蟻道や被害部は壊さずにシロアリ調査を実施します。

シロアリ駆除を行う場合、シロアリの活動ポイントに対して薬剤注入処理を行います。薬剤の特性を最大限発揮できるよう、濃度と処理量を最適化しゆっくりを流し込んでいきます。これによりコロニーを意識した駆除処理を行うのが、当社のシロアリ駆除です。

一般的なシロアリ防除業者では、高圧の動力噴霧器を用いて被害部から大量に薬剤が流れ出るように薬剤注入処理を行います。被害部のシロアリは致死しますが、地中にあるコロニーは駆除できません。大量に薬剤を散布していますので、侵入できないようになっているのが現状です。しかし地中のコロニーが致死させた訳ではありませんので、残効性が消失しれば侵入リスクは高まります。これはシロアリ防除業者にとっては好都合で、再侵入する前に再処理しましょうということになるのです。

一旦きちんとコロニーの駆除ができれば、シロアリはそうそう侵入するものではありません。きちんと駆除できるかどうか、シロアリに対する知識と薬剤の特性を理解することが重要です。当社はシロアリ駆除を基本に、シロアリ対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのホームページをご参照ください。

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