2017年10月20日 (金)

トイレの壁面

発生は在来種のヒラタキクイムシでした 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。トイレの壁面から小さな穴があき、木粉が堆積しているとのことから、ヒラタキクイムシではないかと相談を頂き、現地調査でお伺いしました。

早速現場を確認すると、十数箇所の穴が確認されました。穴の中から虫体死骸を採取し、同定した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。

このトイレは約5年前にリフォームしたとのことです。お施主さまやハウスビルダーさんは、ヒラタキクイムシ被害は新築やリフォーム後の数年以内に発生するものと考えられていたようです。

ヒラタキクイムシの被害速度は、食害を受けている木材によって異なります。でんぷん質の多い木材であれば早く、少なければ遅くなります。また、壁面の被害も表側だけに発生する訳ではなく、壁内側でも発生するのです。見える範囲だけを被害と考えることほど危険なのです。

ヒラタキクイムシ対策は、現地調査によって種の同定を実施した上で被害範囲を調査し、最適な対策を立案します。現地調査は有料となっておりますので、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ下さい。

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2017年10月19日 (木)

床下定期点検調査

全面処理しなくても再侵入していない床下 昨日はシロアリ点検調査のため、滋賀県内の物件にお伺いしました。この物件は10年前に部分的なシロアリ駆除を行った物件で、以降定期的に床下点検調査を実施しています。

今回の点検調査でも新たなシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。周辺にはシロアリの生息は確認されていますが、庭のシロアリが家屋へ侵入するのは極めて稀なのです。そのため、庭でシロアリが確認されても処理の必要はないのです。

シロアリのコロニーがきちんと駆除できていれば、この物件のように侵入や生息は確認されません。薬剤大量散布ではシロアリのコロニーは駆除されておらず、大量の薬剤のお陰で忌避してしまっているのです。そのため、床下土壌の薬剤未散布部分で空中蟻道である群飛孔をよく見ます。典型的なコロニーが駆除できていない事例と言っても過言ではありません。

シロアリ対策は標準仕様書に準じた薬剤大量散布だけではなく、シロアリ駆除+定期的な点検調査でも十分対応可能です。この方法であれば費用も抑制することが可能で、薬剤曝露リスクも低減させることができますので、薬剤大量散布より安全性は大きく向上します。当社では、薬剤大量散布によるシロアリ対策はお薦めしていません。徹底したシロアリ調査により、最適なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年10月18日 (水)

被害が甚大となる竹製品

被害が甚大となる竹製品 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年から対策を実施している、アフリカヒラタキクイムシの発生が確認されている物件です。

この物件では、昨年の春に木粉の堆積が確認されました。具体的対策を始めたのが初夏で、以降コンスタントに木粉の堆積が確認されています。今年は春先からコンスタントに木粉の堆積が確認されていましたが、初夏にはあまり発生がなく、晩夏から再び木粉の堆積が確認されています。

今回は、ロフトに置かれていた竹でできた籠付近で木粉の堆積が確認されました。春には木粉の堆積が確認されていなかったことから、秋に入り堆積したものと考えられました。竹はでんぷん質が多く、ヒラタキクイムシ類は好んで産卵します。食害も激しいため、木粉の堆積量も多くなるため、被害を見たお施主さまがびっくりして驚かれることが多いようです。竹製の籠はよく繁殖するため、被害を見つけたら速やかに廃棄又は焼却処分する必要があります。ヒラタキクイムシ類は家具にも注意が必要で、多くは広葉樹系木材が使用されています。特に桐の箪笥やすのこなどは被害が甚大となるため、注意が必要です。

今回確認されているようなアフリカヒラタキクイムシは食害速度が、速く繁殖力も大きいので初期対応が重要となります。アフリカヒラタキクイムシは在来種と生態が異なりますので、まず同定が必須です。その後は、被害状況や生息状況から具体的対策を立案します。ヒラタキクイムシ類の同定、現地調査は有料となります。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年10月17日 (火)

定期的に荷物は動かす必要があります

荷物の移動で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。お施主さまが畳の上の荷物を移動させたところ、畳に甚大な被害とシロアリの活動が確認されたとのことから、シロアリ調査でお伺いしました。

床下側から点検調査を行った結果、床下のほぼ全域でシロアリ被害と生息が確認されました。床下の高さが一般的な高さよりも低く、換気も不十分で高湿度状態にあり、床下土壌表面にはカビの発生も確認されました。

築年数の古い物件で、リフォームによって増築されていることから、床下へ入れない箇所もあることから床下点検口を新設して頂くこととなりました。

いずれにしてもシロアリ駆除は必須で、ある程度の侵入防止処理も必要と考えられました。一般的な薬剤大量散布によるシロアリ防除処理もありますが、当社ではお住まいの方の安全に配慮し、できるだけ薬剤を使用しない対策をお薦めしています。シロアリ対策は徹底したシロアリ調査により、本当に必要なシロアリ対策を立案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年10月16日 (月)

10年以上経過していますが

10年以上経過しているヒラタキクイムシ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。洗面の壁面に小さな穴が確認され、粉の堆積と茶色い小さな昆虫の徘徊が確認されているとのことです。

早速現場で状況を確認すると、壁面に十数箇所の穴が確認されました。お施主さまが虫体死骸を採取頂いていたので同定した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。

ちなみにこの壁は10年以上前にリフォームを行っているとのこと。よく年数の経過した木材は、ヒラタキクイムシの餌であるでんぷん質が変質するため、被害を受けないとされています。しかしながら、10年以上経過した木材でも実際の現場で被害が確認できるため、でんぷん質の変質はあまり信用しないほうがよいと思います。

いずれにしても対策は必要なため、どのような対策が有効かお施主さまとハウスビルダーさんに説明させて頂きました。ヒラタキクイムシ対策は、ネットで書かれている対策では逆効果の場合があるため注意が必要です。当社では、ヒラタキクイムシ駆除のご相談を承っておりますが、現地調査の実施が必須です。なお、現地調査は有料となっておりますので、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえ、お問合せ下さい。

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2017年10月15日 (日)

床下点検調査

床下で確認された巣穴 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。洗面から羽アリが発生したので、調査のためお伺いしました。

この時期に発生する羽アリと言えば、クロアリの仲間であるサクラアリです。早速現場で調査を行うと、床下土壌表面にアリの巣穴が複数箇所で確認されました。

サクラアリは石下などの地中に営巣しますが、比較的乾燥した場所を好みます。この床下は床下換気口がしっかり取られており、換気十分であることから適度に乾燥状態にあります。結果的に床下土壌に営巣した結果、今回羽アリが室内で確認されたようです。

基本的に人へ危害を与えるアリではありませんが、不快感を強く覚える場合は駆除の対象となります。最終的にはお施主さまとハウスビルダーさんの協議で、対処するか否かを決めて頂くこととなりました。駆除する場合には、必要最小限の薬剤量で対処する旨のお話しをさせて頂きました。クロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年10月14日 (土)

リフォーム予定前シロアリ調査

床下で確認された群飛孔 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。リフォーム工事を予定している物件で、リフォーム前に床下のシロアリ調査の依頼を頂いた次第です。

お施主さまからの聞き取り調査では、かなり以前に羽アリが発生したため、シロアリ防除(駆除予防)処理を実施したとのことでした。現時点で特にシロアリ被害や兆候はないとのことですが、過去の事例があったことからこの機会に床下点検、シロアリ調査を実施しておこうとなった次第です。

床下側からの点検調査を行った結果、シロアリ防除処理跡の確認された箇所で被害跡は確認されたものの新しい被害や生息は確認されませんでした。しかし、床下土壌表面には群飛孔である空中蟻道が複数箇所で確認されました。これは地中にコロニーがあることを表しており、過去に実施されたシロアリ防除処理が関係しているものと考えられました。多くのシロアリ防除業者が実施するシロアリ防除処理は、薬剤を大量散布しているため本来の駆除ができていないため、見掛け上駆除できているように見えているだけで、結果的に大量の薬剤によって侵入していないだけにしか過ぎません。きちんと駆除ができていれば、シロアリが再侵入することは稀で、当社でも数例あるかないかです。

問題は今後のシロアリ対策ですが、当社としては定期的な点検調査でも十分対応可能と紹介させて頂きました。勿論、薬剤を使ったシロアリ対策も可能で、できるだけ薬剤を使わない方法もご紹介させて頂きました。最終的には、お施主さまとハウスビルダーさんとご相談頂き、判断することとなりました。

シロアリ対策は薬剤大量散布だけでなく、当社が推進する点検調査による対策は薬剤処理箇所を絞り込み使用量を大きく減らした処理もあり多岐に渡ります。その中でより効果的な対策を当社ではお薦めさせて頂きます。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年10月13日 (金)

薬剤処理は不要です

薬剤処理が不要な床下 昨日は、シロアリ調査のため大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は一度シロアリ調査でお伺いさせて頂いたものの、床下点検口がなかったことから、建てられたハウスビルダーさんにご確認をお願いしました。

すると図面に記載のない場所に床下点検口があったり、設計と施工に理解し難い内容でした。ちなみに離れには床下点検口がなかったことから、今回新設して対応しました。

母屋はベタ基礎で、シロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。離れは布基礎+土間コンクリート構造でしたが、シロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

ちなみにこのハウスビルダーさんは、保証の関係で薬剤処理を勧められてきたそうです。薬剤処理をしなければ、建物トータルで保証しないという殿様商売のような内容でした。シロアリ調査を行った結果、どこからどう見ても薬剤処理の必要がない物件です。定期的なシロアリ調査を行えば十分対応可能なのに、高額な薬剤処理はナンセンスです。ましてや、保証という言葉で不必要な工事を勧めることは、人の弱みに付け込んだ商売と言えるのではないでしょうか。

当社ではシロアリ調査は有料となりますが、不必要な工事を薦めることはありませんし、必要な工事でも必要最小限の薬剤量で、安全に配慮したシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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2017年10月12日 (木)

更新講習

公益社団法人日本しろあり対策協会のしろあり防除施工士更新講習 昨日は、公益社団法人日本しろあり対策協会のしろあり防除施工士更新講習に参加しました。

しろあり防除施工士と言うと専門的な資格のように聞こえますが、高額な指定講習を受ければ簡単に取る事ができる資格です。ちなみにこの資格は3年に一度、高額な更新講習を受講しなければ更新できないのです。

今回は広島大の森先生による、熊本地震と蟻害腐朽との関連など有用な講義もありました。但し、残念ながら薬剤に関する資料などは、安全である旨の説明はあるものの、薬剤が持つリスクの説明が全くありません。未だにアルカリ水溶液に有効成分を入れて安定しているので、コンクリートでは分解されないと言われています。分解されないのと、効果が低下するものは別物かもしれませんが、一部の薬剤でコンクリートの上に処理することにより効力が低下する事実はあるのです。薬剤メーカーの話しを鵜呑みにされているとしか思えてならず、現場とのギャップを感じました。

安全管理に関する話しなどは、お粗末としかいいようがありません。最低でも居住者さまの中毒事例、河川流出による魚類致死事例、井戸水混入による回復に要した金額の事例など事故事例を紹介し、啓蒙していくことが重要ではないでしょうか。

公益社団法人となり社会的信用も上がっているのですから、中身も伴って欲しいものです。高いお金を払い、貴重な時間を使っているのですから、もう少し中身のある内容にして欲しいものです。

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2017年10月11日 (水)

放置し過ぎた結果

玄関上がり框付近柱で確認されたシロアリ被害 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査のためお伺いしました。

シロアリ被害は、玄関上がり框付近の柱で確認されました。それが右の写真で、大きくえぐれるほど被害が確認されました。お施主さまやハウスビルダーさんは古い被害なので、もうシロアリはいないのではないかと思われたようです。

床下側からの点検調査を行った結果、当該被害箇所床下では、指3本分はあろうかという蟻道が確認され、内部では活性の高いヤマトシロアリが確認されました。その他の床下部分を点検調査した結果、広範囲にシロアリ被害及び生息が確認されました。

シロアリ被害部でシロアリが確認できなかったから、シロアリは生息していないと判断するのは危険です。必ずシロアリ技術者によるシロアリ調査を実施し、適切なシロアリ対策を立案しなければなりません。ここで必要な注意は、シロアリ調査は誰でもよいという訳ではありません。必ずシロアリの生態を熟知したシロアリ技術者による、シロアリ調査を行う必要があります。シロアリ防除業者から来た調査員が必ずシロアリに熟知しているとは言い難いので、注意が必要です。当社では高精度はシロアリ調査により、必要なシロアリ対策を提案します。シロアリ調査、駆除、対策のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いいたします。

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