全滅
群飛した羽アリを飼い始めましたが、結局全滅してしまいました。
ヤマトシロアリを飼育されたことのあるかたはご存知でしょうが、職蟻20~30頭いればそのうち職蟻が生殖虫となり新たに卵を産み始め、知らぬ間に増えていきます。
羽アリの行動を見ていると、翅を落とすことのできた落翅虫となれたのはわずか、残りは翅を残したまま息絶えました。落翅虫も結局は死んでしまいました。これはきっと自然界でも同じで生き残れるのはわずかでしょう。
落翅虫数頭を他のコロニーへ混ぜてみました。落翅虫は攻撃されることなく木の中へもぐっていきました。この落翅虫は現在どうなっているのでしょうか?一度コロニーをばらしてみようと思います。
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コメント
全滅の何が原因でしょうか?
自然界ならばありえるでしょう---。
でも、飼育環境は生存に適した環境を想定しているのではありませんか?
私は飼育したことがありませんので、わかりませんが。
投稿: ペスコン | 2007年6月 4日 (月) 23時33分
原因は色々な要素が重なっているのでしょうが、一番の原因は羽アリが落翅虫となって生き延びる率が低いのでしょう。
勿論、水分コントロール最適化不良によるさまざまな要因も原因です。
自然界でも生存率が低いと言われていますが、案外元のコロニー内で生活し始めるのも多いのではないかと考えられます。
まだまだ未知の部分が多いですね。いろいろと観察していかなければと思っています。
投稿: シロアリ調査隊 | 2007年6月 5日 (火) 08時06分