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2008年2月14日 (木)

ヒラタキクイムシ

Top200708 今年初めての問い合わせがありました。ヒラタキクイムシのお問い合わせです。

通常、4月ごろから『クロスに穴が開いた』や『床に木屑が落ちている』などでお問い合わせを頂きます。画鋲さした跡のような穴は、成虫が羽化脱出した跡で、脱出する際木屑を出すので、気付く場合が多いようです。

ヒラタキクイムシは1年1世代で、春に産卵→約7日で孵化→幼虫で10ヶ月生活→蛹で10日間→羽化・成虫となり交尾・産卵します(成虫の寿命は1ヶ月前後)。屋外での発見事例は少ないことから、生息材の持込による繰り返し発生が多いと考えられます。

今回お問い合わせ頂いた物件はマンションです。キクイムシの幼虫は、冬期摂食活動を停止して越冬しますが、高気密・高断熱化によって越冬行動をせず、そのまま活動を続け羽化したものと考えられます。

キクイムシの駆除はプロでも手こずります。画鋲の穴のような大きさに薬剤処理を行いますが、被害が進行している場所では、この穴が無数にあり、多大な時間と費用を要することになります。

早期発見が最も重要ですので、小さな昆虫の死骸などは必ず採取するようにして下さい。ヒラタキクイムシと良く似た甲虫は沢山いますので、まず調べてから対処しましょう。

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