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2008年6月 9日 (月)

産卵

Laying01 飼育中のヤマトシロアリで産卵が確認されました。

この飼育中のヤマトシロアリは、GW中に羽アリが出てそのまま放置したところ、翅を落とした落翅虫が仲間の職蟻の世話を受けながら産卵始めました。

これが落翅虫だけで産卵した場合、落翅虫は全ての世話を自分でしなければなりませんが、仲間がいれば写真のようにグルーミングもして貰えます。

これを見ると羽アリは全てが屋外に飛んでいく訳ではなく、一部は元の生息場所で翅を落とし、産卵するケースもあるということです。

透明な容器で飼育しているので、よく観察できますが、普通に明るいところで飼育しています。光を嫌うことなく、彼らは普通に生活しています。

『シロアリは明るいところを嫌う』と書いてあるWEBをよく見かけます。シロアリを飼育すれば明るさは関係ないことはすぐにわかる筈なので、シロアリを飼育・観察したことがないと言えます。シロアリの生態をよく知らないから薬剤の大量散布に頼るのです。

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