先日調査を行った神戸市内の物件の床下です。
この物件の床下はベタ基礎ですが、大きなクラック(ひび割れ)が発生しています。築年数から阪神・淡路大震災前の建物なので、震災の影響ではないかと考えられます。不同沈下の影響も無視できませんが、こうしたクラックはシロアリの侵入経路となります。
だからと言って薬剤を大量散布する必要はありません。薬剤を使うのであれば、薬剤を選定した上で部分的に使用すれば良いでしょうし、定期的に点検するだけでも対策になります。
但し、このクラックばかりに目を向けすぎると、もっと見えない部分からの侵入があるので十分注意が必要です。
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