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2009年1月10日 (土)

お問合せ

先日、他の地域からお問合せを頂きました。どうやら地元の地域で信用できるところが少ないとのお話しです。

その内容とは、この季節床下が低温となり結露するため、腐朽菌が発生しシロアリが湧いてくるので、床下換気扇と竹炭の施工を勧められたとのことです。

床下のことをよくご存知の方はすぐにこの表現の間違いに気付くと思います。結露は冷たい側に発生するのではなく、暖かい側に発生します。この時期の窓に発生する結露を見て頂ければ一目瞭然です。室内と床下を比較した場合室内の方が暖かいため、暖かい室内側に発生するのです。但し、床下と屋外では屋外の方が寒くなる場合(夜間や天候による)、布基礎に結露が発生します。但し、結露で問題となるのは、木材表面に発生するほど結露が発生する場合です。このような場合、木材表面に木材腐朽菌や表面汚染菌などが発生するので注意が必要です。とは言えこのような事例は多くありません。一度床下を見ただけで判断せず、定期的に観察を続け判断することが重要なのです。

また、シロアリは湧くものではなく、土の中から餌である木を求めて侵入してくるのです。その場合、湿気が多少高かろうが低かろうが関係ありません。侵入する条件が揃っているかどうかが重要なのです。

床下換気扇や炭などの床下調湿材などは、理論的には性能の良いものです。しかし、床下換気扇は取り付ける位置によっても変わりますし、床下調湿材は処理方法によっても変わります。但し、最良な設置や処理を行ったとしても、劇的に効果が変わるものではなく、設置や処理が悪いと殆ど効果のないものになります。

私としてはある程度経過観察を行い、きちんと状況判断を行います。よほどの状況でない限り勧めることはありません。

こうした床下換気扇や炭などの床下調湿材は決して金額の安いものではなく、何のために入れるのが目的意識をはっきりと持つ必要があります。明確な目的意識がない場合や無理矢理勧められた場合、どうも業者が信用できない場合は入れないことをお勧めします。

今回のようなケースでは、業者が無知でなので信用しない方がよいでしょうを進言させて頂きました。当社は調査は有料ですが、相談は無料です。全国どこの地域からでも可能ですので、阪神ターマイトラボのWebからお気軽にお問い合わせ下さい。

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