羽アリが出た場所とシロアリの生息場所は一緒という訳ではありません
昨日は午前中に大阪府豊中市内でシロアリ駆除を行ったあと、神戸市内までシロアリ生息調査にお伺いしました。
この物件は元々工場だった所を改築して住居にしています。最大の問題点は床下が最大で25cmしかないことです。床下側からの点検は点検口から目の届く範囲でしかできません。そうなるとシロアリの生息しているであろう箇所を非破壊シロアリ探知機で調べ、シロアリの侵入ルートや動きを把握する必要があります。
写真は羽アリの発生した玄関周辺ですが、ここには反応がありません。羽アリが出たからと言って、シロアリが生息しているとは限らないのです。
侵入ルートや動きは、経験の積み重ねが重要であり、非破壊シロアリ探知機はあくまでそれらを補完するものです。経験の積み重ねがなければ、たとえ良い機器であっても、無用の長物となってしまうので注意が必要です。
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