生息範囲が広がれば処理する範囲も広がります
昨日は神戸市内にあるマンションでのアリ駆除でした。この物件で発生しているのはルリアリです。何度のこのブログで紹介しているアリです。
お施主さまは当然のように毒餌タイプのアリ駆除剤を置きますが、ルリアリだと食性が合いませんので毒餌は食べません。そこで使われるのが殺虫スプレーです。
一般的に殺虫スプレーに含まれる有効成分は合成ピレスロイド系殺虫剤が多くなっています。勿論、薬剤が直接アリに触れると死にます。しかし、触れていない場合には忌避といってアリが寄り付かなくなるのです。これで上手く家屋内に侵入してくれなくなれば良いのですが、そうは問屋が卸しません。
アリは薬剤のないルートから迂回して侵入してきます。これが繰り返されるとどうなるのでしょうか。われわれプロでも侵入ルートに特定が困難になります。
このようなケースでは、薬剤を処理しながら侵入ルートを絞るしかありません。但し、こうなるとお伺して処理する回数が増えてしまうので、費用が上がってしまいます。できるだけ早い目にご相談される方が対策は立て易いのです。
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