アメリカカンザイシロアリ-54
右の写真は当社のアメリカカンザイシロアリ飼育ケース内の様子です。
今年は6月と8月に少数が発生しました。その後、9月後半から羽アリが発生し始め、現在もまだ発生しており、既に100匹以上が発生しています。
死骸も多く見られますが、落ちた翅の数からすると相当数の落翅虫が再び木材の中へ侵入しています。
アメリカカンザイシロアリの擬職蟻は羽アリ(有翅虫)になることを考えると、前回一斉に羽アリが発生し、木材の中で繁殖、その子供たちが一斉に羽アリになるという考え方もできます。
ただ、シロアリは規則正しい訳ではなく、曖昧な部分も多いので、その生態を決め付けてしまうことは非常に危険です。世間一般的には決め付けている例が多いので困ったものですが。
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