« どちらから出てきたのか | トップページ | ウェブサイト更新 »

2009年12月 1日 (火)

生物劣化研究会

Seminar25 昨日は日本木材学会生物劣化研究会が主催した『アメリカカンザイシロアリの予防と防除 -長期優良住宅の実現に向けて-』の講演を聴講するため、京都大学宇治キャンパスの宇治おうばくプラザまで行って来ました。

演題は5つ、京大の吉村先生からはアメリカカンザイシロアリの被害の現状を、森林総研の大村先生からは室内試験方法について、京大の簗瀬先生からは探知技術に関する情報を、近大の板倉先生からは遺伝子解析について、京大の森先生からは食害による強度低下の話しがなされました。

いずれも普段、現場で見ている疑問点の解決の糸口を頂き、参考になりました。ただ、質疑応答のなかでホウ酸に浸漬すればよいという発想の方がおられたのに対し、慎重に検討すべきと応える研究者の方々がおられなかったのは残念です。ホウ酸は処理濃度と水の存在が重要であると研究者の方々から個人的に聞いているだけに、様々な政治的な背景があると考えられました。

100名近い参加者がおられましたが、現場に携わるシロアリ防除業者が少なかったのは残念で仕方ありません。アメリカカンザイシロアリの駆除は、生態を知った上で建物やお住まいの方との係わりをどうするかが重要なのです。駆除する手順(マニュアル)などは何の役にも立たちません。シロアリ防除業者はもっと勉強すべきなんですが。

|

« どちらから出てきたのか | トップページ | ウェブサイト更新 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 生物劣化研究会:

« どちらから出てきたのか | トップページ | ウェブサイト更新 »