シロアリ調査隊

飼育中のアメリカカンザイシロアリは、先月の初旬に群飛が確認され中旬過ぎには一旦おさまりましたが、数日前から再び群飛が確認されました。

先月の群飛では、５０匹以上の羽アリが確認されましたが、今回も既に１０匹以上の羽アリが確認されています。

いろいろなウェブサイトや文献などでは、アメリカカンザイシロアリの羽アリが出る季節が限定されています。しかし、実際の現場では真冬であろうが真夏であろうが季節に関係なく観察されています。

現場を無視してアメリカカンザイシロアリの生態を特定してしまうと、彼らの動き方を見失ってしまいます。生態は教科書で勉強するのではなく、現場で勉強するものなのです。