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2010年3月20日 (土)

積もる木粉

Lyctidae22 昨日はヒラタキクイムシ対策で大阪市内へお伺いしました。対策の基本を現状調査と発生しているヒラタキクイムシの同定です。対象となる害虫を正しく捉えることで、対策が立てる第一歩なのです。何も考えずに薬剤を撒くというのは、絶対にしてはいけません。

右の写真はその被害部です。大量の木粉が積もっています。これはヒラタキクイムシが排出したフラス(糞)です。合板の内部にはこのフラスがぎっしりと詰っています。

今回この物件で確認されたヒラタキクイムシは、アフリカヒラタキクイムシです。生態は詳しくわかっていませんが、発生回数も被害も多い種類です。

既にこの物件は新築後5年が経過しています。新築時から発生している様子で、その都度建築したビルダーさんが何らかの対策を行ってきたようです。しかし、種の同定を行い、適切な対策を取らなかったため、被害がここまで広がりました。

勿論、ビルダーさんの対応も悪かった訳ですが、ビルダーさんもかわいそうな一面があります。害虫というのは、持ち込みたくて持ち込んだ訳でもなければ、生息がわかっていて持ち込んだ訳でもないのです。害虫が発生するのは、天災に近いとも言えますし、過失がないと言えばそうでもない曖昧な範疇なのです。

いずれにしても、責任問題は当事者間で対応して貰うとして、私のすべきことはこのアフリカヒラタキクイムシに対してどう対応するかです。英知を絞って対策に努めたいと思います。

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