カンモンシロアリ羽アリ群飛
先日、九州の友人から送って貰いました。それが右の写真にある群飛中のカンモンシロアリです。数日前(3月上旬)に北九州の門司で採取されたものです。
カンモンシロアリはヤマトシロアリ属に分類されていますが、生態はヤマトシロアリと異なり2月中旬~3月上旬(早い場所では1月にも)にかけて羽アリが群飛します。ヤマトシロアリの被害は比較的床下を中心とした低い場所に多く見られますが、カンモンシロアリは別名ノキシロアリ(軒シロアリ)と言われるように比較的高い場所にまで被害を及ぼします。
このシロアリは名前の通り関門海峡を挟んだ下関や北九州に生息(現在ではもう少し生息範囲が広がっているそうです)しています。見た目にはヤマトシロアリとそっくりなので、これからの研究対象にし、観察していきたいと思います。
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