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2010年4月 9日 (金)

この穿孔注入処理に何の意味があったのか

Prevention86 右の写真は先日お伺いした予防処理の現場です。この現場の構造はベタ基礎で、土台や大引などの構造材には加圧注入木材が使用されています。

この現場はテレビのCMをされている有名なシロアリ防除業者さんが以前に予防処理されています。マニュアルに沿った処理をされていますので、穿孔注入処理がなされています。しかしこの穿孔注入処理には全く意味がありません。

シロアリから大切な家屋を守るために加圧注入木材を用います。加圧注入木材の目的は、構造材をシロアリから守るものであり、家屋内に侵入したシロアリを駆除するだけの能力はありません。家屋内に侵入したシロアリの駆除するのであれば、穿孔注入処理は不必要です。必要なのは、シロアリの侵入経路の処理することです。これは、家屋の構造によって大きく変わります。だからマニュアル処理というのは無意味なのです。

シロアリ駆除の技術者であれば、マニュアルで処理するのではなく、現場を見て処理するのが当然です。環境や安全と言った観点からも、いい加減にマニュアル主義から脱却すべき時代に入っているのではないのでしょうか。

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