アメリカカンザイシロアリ-64
落翅虫から飼育しているアメリカカンザイシロアリに変化がありました。飼育ケース内に有翅虫(羽アリ)の死骸が確認されました。
この飼育ケースでは小さな木片があり、そこへ6匹程の落翅虫を入れました。羽アリは入れていないため、今回確認されたのは内部で発生した羽アリです。
ちなみにこの飼育ケース内では、観察から約1年後には幼虫が数匹確認されました。その後、コンスタントに糞に排出が確認されていますが、羽アリの発生は確認されていませんでした。飼育し始めて5年が経過し、初めて羽アリの発生が確認されましたが、同時に糞の中に色の濃い糞も混ざるようになりました。
アメリカカンザイシロアリは、イエシロアリやヤマトシロアリのように急速に生息数の増えるシロアリではありません。それだけにこうした観察をすることで色々な生態が見えてきます。
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