アメリカカンザイシロアリ-68
アメリカカンザイシロアリの飼育ケースを年末に大掃除して以降、糞はきちんと排出されています。飼育ケース内ではあまり季節に関係なく活動しているようです。
その糞の中に混じって有翅虫(羽アリ)の死骸が確認されました。年末に大掃除をしていることから、年明け以降に発生したものと考えられました。
大掃除の際、水やりをしたため活性が上がったのかもしれません。室内飼育なので年中羽アリが出るのではと、以前聞かれたことがあります。実際の現場では、小屋裏などは真冬でも温度が上がるため、寒いから羽アリが出ないということはないのです。実際の現場で、2月に羽アリを確認しています。
シロアリの教科書やホームページに書かれていることの多くは、傾向的なことであり現場で起こっていることの事実を網羅している訳でないことをきちんと理解しておくことが重要なのです。
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