アメリカカンザイシロアリ-77
飼育中のアメリカカンザイシロアリですが、昨日から群飛が始まりました。今回は比較的纏まった数の群飛です。このブログを見て頂いている方はご存知だと思いますが、アメリカカンザイシロアリの羽アリ(有翅虫)は年中発生します。
おさらいになりますが、群飛とは有翅虫(羽アリ)の発生を指します。羽アリやがて翅を切り落とし落翅虫となります。雌雄がペアになると新たな王と女王になります。
ミゾガシラシロアリのヤマトシロアリやイエシロアリはペアになる確率が限りなくゼロに近いとされています。そもそも有翅虫が弱いことに加えて、外敵に襲われるのが原因です。
しかし、アメリカカンザイシロアリの有翅虫はミゾガシラシロアリに比べて強い上に、発生場所に外敵が少ないため、雌雄ペアリング率が高くなります。そのため、コロニーのできる確立も自動的に高くなるのです。このことを考えれば、羽アリについて対策を考えることも重要です。どのようにすれば効率的に羽アリを定着させないようにすればよいか、工夫を凝らせばよいのです。
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