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2013年12月17日 (火)

対策を怠った結果

Inspection562 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件は家屋と各施設が隣接している物件で、ハウスビルダーさんが簡易的に点検した段階で既にシロアリ被害が確認されているとのことです。

床下側から確認したところ、比較的広範囲にシロアリの被害が確認されました。各々の被害部位は結構離れているため、複数のコロニーが存在するものと判断されました。被害状況からすると、かなり以前からシロアリが侵入していたようです。

このような状態を見ると一般的には、薬剤処理によるシロアリ予防をしなかったためこのような被害になったと考えがちです。しかし、ここまで酷くなったのは、床下の点検調査を怠ったこと原因です。侵入初期であれば薬剤大量散布の必要はなく、極めて僅かな薬剤量で対処可能なのです。

シロアリ対策は薬剤処理だけではありません。当社では点検調査を重要視したシロアリ対策を提案しています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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