イエシロアリ越冬準備
気温の低下と伴い、飼育中のイエシロアリの越冬準備を開始しました。タイマーを用いて夜間気温の低下する時間帯を、飼育水槽の下に敷き込んだヒーターの電源を入れ、温めます。
イエシロアリは先月中旬までは元気に顔を見せていたのですが、下旬には浅いところで活動することはなくなりました。巣の中央部の暖かい場所へ移動しています。そのため、特に気温の下がる冬季の夜間だけ暖房を入れて対応しているのです。
3月の啓蟄を過ぎるころには、再び浅いところで活動し、姿を見せてくれるでしょう。シロアリは飼育することで、色々なことを教えてくれます。また、薬剤の効果試験なども顕著で、試験データでは見ることができない行動パターンなど知っておくと現場での駆除処理にフィードバックできることが多いのです。
当社ではシロアリの飼育、自社試験などを通じてシロアリ駆除技術の向上に努めています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。
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