« 捕獲数がゼロとなりましたが | トップページ | クロスの小さい穴 »

2014年1月 7日 (火)

在来種と外来種では対応が異なります

Lyctidae195 昨日ご紹介したヒラタキクイムシ対策の注意点についてご紹介したいと思います。

ヒラタキクイムシ対策のうち昨日ご紹介したライトトラップによるモニタリングが有効なのは、正の走光性(光に集まる性質)を有しているからです。しかし、在来種であるヒラタキクイムシでは傾向が全く異なります。

ヒラタキクイムシは負の走光性(光を嫌う性質)を有していますので、ライトトラップは逆効果であり、捕獲することはできません。羽化直後のヒラタキクイムシは正の走光性があるとされていますが、実際の現場を見るとそうではないようです。

あるハウスビルダーさんがヒラタキクイムシが発生しているのでライトトラップを設置したいという依頼を頂きました。別のアフリカヒラタキクイムシの物件で、大量の捕獲を目にしていたためです。ヒラタキクイムシの種類を確認しないと無駄になりますよと説明しましたが、取りあえず設置したいとのことから設置されました。しかしこの物件での発生は在来種であったことから、ライトトラップへの捕獲はなく、大量のヒラタキクイムシの発生を許したのです。

机上ではライトトラップに捕獲される可能性の示唆されましたが、実際には捕獲されませんでした。このように実際の現場で起こっていることが正解であり、机上で考えたことが必ずしも正しい結果に結びつく訳ではありません。害虫対策は実際の現場で起きている事実に対してどのように対応するかが重要です。

当社ではマニュアルで害虫に対峙せず、現場で何が必要か、何が有効かを考えて対応します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

|

« 捕獲数がゼロとなりましたが | トップページ | クロスの小さい穴 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200707/58901326

この記事へのトラックバック一覧です: 在来種と外来種では対応が異なります:

« 捕獲数がゼロとなりましたが | トップページ | クロスの小さい穴 »