« 順調に喫食中 | トップページ | 同定が困難な種 »

2014年7月 8日 (火)

放置し過ぎるから

Lyctidae223昨日は押入れの天井部分に小さな穴が開き、粉が沢山落ちてくるとご連絡を頂いた兵庫県内の物件にお伺いしました。

現場を確認すると無数の穴が確認され、採取した死骸を確認した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。お施主さまからの聞き取りでは、数十年前から毎年このシーズンに出るとのことです。

お施主さまは特に気にしていなかったとのことですが、ご家族が何とかして欲しいとのことでした。ここまで被害が拡大している場合は、部材交換が基本です。しかし、お施主さまは交換よりも駆除で良いとのことから駆除処理を行いました。

ヒラタキクイムシは、古い木材は食べないとされています。これは木材中に含まれるでんぷん質が、経年劣化により変性してしまうことが理由です。しかし、でんぷん質の変性が起こるためにはかなりの年月が必要であり、40~50年経過した木材でも発生するため注意が必要です。家屋が古いからと言って、安心してはいけません。

当該箇所から広がっていなかったためよかったものの、ここまで被害を放置するのは如何でしょうか。ヒラタキクイムシ対策は早ければ早いほど、完全駆除までに期間は短くて済み、費用も嵩みません。ヒラタキクイムシ対策につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参考下さい。

|

« 順調に喫食中 | トップページ | 同定が困難な種 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200707/59944143

この記事へのトラックバック一覧です: 放置し過ぎるから:

« 順調に喫食中 | トップページ | 同定が困難な種 »