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2015年2月 9日 (月)

フローリングを交換しても

Lyctidae246昨日はいつもお世話になっている建築士の先生を通じてご相談を頂いた、兵庫県内の物件にお伺いしました。

この物件では、一昨年リビングのフローリングに直径1mm程度の孔が開き、木粉の堆積が確認されたそうです。お施主さまは建てられたハウスビルダーさんに相談したところ、ヒラタキクイムシとのことから、被害の確認されたフローリングを交換されたとのことでした。

しかし、昨年の初夏から秋にかけて交換していないフローリングや他の部屋からも同様に穿孔跡と木粉の堆積が確認されたとのことから、今回現地確認のためお伺いした次第です。

早速現場を確認、穿孔跡から虫体を採取し同定を行った結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。このブログを普段からよく見られている方はよくご存知だと思いますが、在来種のヒラタキクイムシと外来種のアフリカヒラタキクイムシでは、生態も異なれば対処方法も異なります。このハウスビルダーさんの対処方法の間違った点は、虫体を同定せずに対処したことで、木を見て森を見ずといったところです。

害虫対策は、対象となる害虫を特定することが原理原則です。同定を行わない業者は、害虫防除業者ではなく、単なる薬剤を撒くしか能のない業者です。対処する場合には、きちんとした防除業者に依頼することが重要です。ヒラタキクイムシに関する情報は、阪神ターマイトラボのウェブサイトからお問い合わせ下さい。

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