羽アリは発生していますが、群飛ではありません
昨日は台風のため、予定していた仕事は全て延期となりましたので、溜まって事務仕事をこなすとともに、シロアリ飼育ケースの掃除を行いました。
アメリカカンザイシロアリ飼育ケースのなかでは、数頭の有翅虫(羽アリ)の死骸が確認されました。前回ゴールデンウィーク中に掃除を行っていますので、この期間に発生したものと考えられます。
今回のケースでは、羽アリは数頭のみの発生でした。現場で問題となる群飛(纏まって大量発生する)とは違うようです。アメリカカンザイシロアリを飼育するとわかりますが、群飛することもありますが、年中ずるずると羽アリは発生するようです。
アメリカカンザイシロアリの羽アリは新たなコロニーの創生主です。羽アリ対策をどうするのかがポイントとなり、色々と実験をしていますが効果に差があるようです。これらの結果はどこかのセミナーでご紹介できればと思っています。
当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育観察を通じて生態研究を行い、薬剤試験により駆除方法の開発を行っています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。
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