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2015年11月29日 (日)

古民家とシロアリと腐朽

Inspection767 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。築100年を超える古民家を改築中に腐朽などの被害が確認されたことから見て欲しいとのことからお伺いしました。

写真の通り被害は腐朽だけのように見えましたが、実際にはシロアリの蟻道も確認されました。

よく腐朽が先か、シロアリが先かの議論が行われます。腐朽することでシロアリを誘引すると主張される方がおられますが、個人的にはそれは間違いではないかと思います。

腐朽する箇所では、概ね原因が雨漏れです。雨漏れがある箇所で腐朽するには相当時間を要します。しかし、シロアリは雨漏れに誘引し易く、被害を与えると木材に多くの空隙ができます。空隙に水が入ると腐朽が促進されるため、大きな腐朽の被害となります。そう考えると、腐朽が先ではなくシロアリが先ではないかと考えます。

いずれにしても適切なシロアリ対策は必要です。石場建てなので、工夫をしながら対応したいと思います。当社では建物の構造に応じて対策を行います。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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