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2015年12月 2日 (水)

撤去することで見えてくるもの

Lyctidae283 右の写真は、一昨日ヒラタキクイムシ対策でお伺いした物件で撮影した1枚です。被害部の撤去が完了しています。

撤去した壁を確認すると、室内側には殆ど成虫脱出孔は確認されていませんが、壁内側には多数の成虫脱出孔が確認されました。また、壁内では大量のヒラタキクイムシが排出したフラス(糞)が確認されました。

外来種のアフリカヒラタキクイムシは、正の走光性(光に集まる性質)を有していますので、室内側での被害をよく見かけます。しかし、在来種のヒラタキクイムシは負の走光性(光を嫌う性質)ですので、室内側には出にくいのでないかと考えてます。この物件を含め、在来種では目視できない箇所で被害が進行しているケースが多いようです。

そのため、安易な被害材の交換、そのあとの対策を怠ると再発に繋がりますので、注意が必要です。被害材撤去後も最適な薬剤処理も必要となりますが、何故薬剤処理をしなければならないのか目的意識を持って処理する必要があるのです。

ヒラタキクイムシ対策にマニュアルはありません。現場の状況に合わせて対策を考えることが必須です。ヒラタキクイムシ対策につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問い合わせ下さい。なお、具体的な対策につきましては現地調査が必須で、調査につきましては有料となりますのでよろしくお願いします。

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