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2015年12月24日 (木)

正の走光性

Kanzai196 昨日は、アメリカカンザイシロアリ対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件ではモニタリングとして、ライトトラップの設置を行っています。

アメリカカンザイシロアリの有翅虫(羽アリ)は、一部の文献や資料などによりますと光を嫌う(負の走光性)とされています。しかし、実際の現場での事例を見ると、光を嫌っている様子は確認されず、逆に光に寄る傾向があります。そこで、アメリカカンザイシロアリの発生している物件で、ライトトラップの設置を行っています。

ライトトラップとは、紫外線ランプと捕虫紙のついた機器で、正の走光性(光に集まる性質)を有する昆虫を紫外線ランプで誘引し、捕虫紙で捕獲することより、設置期間中に捕獲された昆虫の種類や数をモニタリングします。モニタリング結果から発生数を把握することで、次の対策の参考にします。

この物件ではここ数年モニタリングを継続しており、そう多くの数ではありませんが毎年捕獲が確認されています。強い正の走光性ではないかもしれませんが、負の走光性ではないいと考えられます。

この物件は少し特殊な事例で、室内や小屋裏には被害や糞の堆積がなく、壁面隙間から羽アリが発生しすることから、生息場所は特定の壁面内部のようです。これまでに色々な対策を取って来ていますが、もう少し工夫して対処を考えたいと思います。

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