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2016年2月16日 (火)

ベタ基礎でもシロアリは侵入します

Inspection786 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からのご紹介で、兵庫県内の物件にお伺いしました。大手ハウスメーカーの住宅で、勝手口の枠にシロアリ被害らしきものが確認されているとのことから、シロアリ調査でお伺いした次第です。

早速現場を確認すると、勝手口枠で軽微なシロアリ被害が確認されました。床下側から点検調査を行った結果、勝手口枠のコンクリートブロックの技かな隙間に蟻道の構築が確認されました。

この物件では、お施主さまがハウスメーカーにクレームを入れ、老舗シロアリ防除業者に床下点検調査をして貰っています。その際、床下にはシロアリの蟻道や被害など確認されず、勝手口枠の被害に見えるものは、物などを当てたことによる損壊と結論づけたそうです。ハウスメーカーの主張では、床下構造はベタ基礎であり、シロアリは侵入できないとのことでした。

実際にはベタ基礎であっても、勝手口のようなコンクリートの重なる構造はシロアリの侵入経路となりうるものであり、玄関なども同様です。問題はシロアリ防除業者のレベルの低さとハウスメーカーの対応の悪さです。老舗や大手だからといって、技術レベルが高い訳ではないのです。

しかし、老舗シロアリ防除業者がこの蟻道を見つけていれば、床下全面に大量の薬剤散布を行う、協会指定の仕様書に基づいた処理を行うでしょう。非常に高額で、かつお住まいの方の薬剤曝露リスクが向上するこの方法は、当社ではお薦めしていません。

当該物件でシロアリ対策を考えるのであれば、部分的な薬剤処理で適切な駆除処理を行い、定期的な点検調査によって早期発見に努めれば、安価で薬剤曝露リスクの低いシロアリ対策が可能なのです。このようなシロアリ対策につきましては、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、問い合わせ下さい。

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