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2016年2月 6日 (土)

活動中のヤマトシロアリ

Inspection782 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件は現在リフォーム中で、床を撤去した際にシロアリ被害らしきものが確認されたとのことです。

早速現場で状況を確認すると、基礎面には蟻道が確認されましたが、蟻道内部には活動中のシロアリは確認されませんでした。しかし、基礎面近くに落ちていた木片を確認すると、活動中のヤマトシロアリが確認されました。それが右の写真です。

気温の低いこの時期のシロアリは、できるだけ暖かい場所を求めます。そのため、床上の木材ではなく地面に近い木材で活動しています。季節が進行すると、再び床上の木材へ侵入します。コロニーは土の中にありますので、シロアリ駆除は土の中のコロニーを意識した処理が必要となります。

協会の仕様書はあくまでシロアリ予防のためのマニュアルであり、シロアリ駆除のマニュアルはありません。それだけにオペレーターの技量が問われますが、技術力の劣るシロアリ防除業者になるとシロアリ駆除処理もマニュアル化されます。シロアリを探す能力がないので、あたかも空爆するかのように、あらゆる場所に薬剤処理を行います。シロアリ駆除技術がしっかりしていれば、徹底したシロアリ調査によってシロアリの侵入経路と生息場所を特定した上で、必要最小限量の薬剤で処理を行います。

当社も必要最小限の薬剤量で処理を行いますが、安全を確保するのはその理由です。天然物であっても少なからず毒性はあります。大量に使用すれば、毒性の影響を受けるため安全とは言えません。当社では、少しでも安全性の高い薬剤を、必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除を行い、安全性を確保しています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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