« 再侵入はありません | トップページ | ウェブサイト更新 »

2016年4月30日 (土)

羽アリの発生した場所

Inspection805 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。2週間前に、外壁で大量の羽アリが確認されたとのことです。

早速現場を確認すると、ヤマトシロアリ有翅虫(羽アリ)の死骸が確認されました。この物件はソーラーパッシブ構造の一つであるOMソーラーシステムの家屋です。シロアリ調査の結果、建物内部からの発生ではなく、基礎の化粧モルタル内部からの発生でした。

OMソーラーシステムの家屋では、天井裏で暖められた空気を床下に送り込み、室内を足元から暖めるとともに、その暖かい空気を室内側へ送り込む構造となっています。そのため、一般的に実施されているシロアリ防除方法では床下へ薬剤散布を行いますので、室内へ強制的に揮散した薬剤を送り込まれるため絶対に撒いてはいけません。この構造を理解していないシロアリ防除業者は多く、平然と薬剤大量散布を勧めてきますので注意が必要です。

今回の事例では、屋外側で適切なシロアリ駆除処理が必要です。放置すればやがて土台に到達し、室内側を食害します。OMソーラーシステムでは床下が乾燥しているので、シロアリは生息できないと考えられている方がおられますが、ヤマトシロアリであっても上手く水分を持ってきて加湿しながら木材に被害を与えます。ホウ酸処理がしてある場合、ホウ酸処理をした部分を食べたシロアリは致死しますが、シロアリは処理部分をやがて学習し、処理箇所を食べなくなります。すると未処理部分で被害が広がるため、ホウ酸処理は過信してはいけないのです。

当社では、OMソーラーシステムの家屋でのシロアリ対策を行っています。詳細につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照頂き、お問い合わせをお願いします。

|

« 再侵入はありません | トップページ | ウェブサイト更新 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200707/63554978

この記事へのトラックバック一覧です: 羽アリの発生した場所:

« 再侵入はありません | トップページ | ウェブサイト更新 »