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2016年4月27日 (水)

侵入は繰り返されますが

Checkbox34 昨日はシロアリ監視ステーション点検のため、兵庫県内の物件にお伺いしました。

この物件はマンションの植え込み部分にある植木支柱にヤマトシロアリの生息が確認されています。このマンションでは、構造的にシロアリが侵入し易い箇所が幾つかあります。薬剤処理してしまうのも一つの手法ですが、薬剤処理できない構造部分もあるため、シロアリ監視ステーションを設置して管理を行っています。

昨年の点検調査では、1箇所のシロアリ監視ステーション内にヤマトシロアリの侵入が確認されていましたが、今回の点検調査では確認されませんでした。ちなみに、このシロアリ監視ステーションにベイト(毒餌)剤の投入は行っていません。

ベイト工法では、ベイトステーション内にヤマトシロアリが侵入すると、ベイト(毒餌)剤を投入するのが一般的です。しかし、ヤマトシロアリでは、ストレスを受けてステーションを放棄するケースが多く、ベイト剤を食べないケースが多く確認されます。仮にベイト剤を食べたとしても、コロニーの一部を致死させるだけで、コロニーの全てを駆除できる訳ではありません。ましてや敷地内の生息する別のコロニーには、全く効果がありません。

これはヤマトシロアリの生態に由来するものであり、敷地内のシロアリのコロニーは一つではなく、隣接していても別コロニーであるケースが殆どです。屋外に生息するヤマトシロアリは、家屋へ侵入しないよう監視することが重要で、無理矢理駆除する必要はありません。家屋へ侵入するコロニーはそう多くはないのです。

まだシロアリが侵入していない建物については、シロアリ監視ステーションで動きを把握する、建物の想定侵入ポイントをきっちり点検調査することが重要です。この物件ではそのような管理を行い、未だかつて建物内にシロアリの侵入はありません。庭にヤマトシロアリが生息していても、慌てる必要がないことを表している典型的な事例なのです。

庭にシロアリが生息していて不安な場合、このような手法が非常に有効です。お問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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