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2016年5月22日 (日)

落翅虫が

Inspection816 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。今月の初めに、勝手口付近から羽アリが発生したとのことです。

早速床下側から点検調査を行った結果、勝手口付近に蟻道の構築が確認されました。その内部では右の写真の通り、落翅虫(翅を落とした羽アリ)も確認されました。ちなみにこの物件の床下構造は、布基礎+土間コンクリートです。お施主さまは床下がコンクリートなので、まさかシロアリが発生するとは思いもよらないとのことでした。

布基礎+土間コンクリートは、時間経過とともにその接点部分にクラックが発生します。シロアリはその隙間が通過可能な大きさになると侵入します。土間コンクリートはシロアリの外敵となる生物が少ないため、シロアリにとっては安全な環境なのです。湿気が少ないのでシロアリは生息できないと考えられているようですが、シロアリは蟻道という構築物で水分コントロールを行いますので、上記の写真の通り土間コンクリートであっても湿気を持ち込むことが可能なのです。強制的に乾燥状態を作っても、シロアリは対応できるだけの能力を有しているのです。

構造的なシロアリ対策には、限界があります。それを理解した上で、シロアリ対策を多角的に考える必要があります。安易な薬剤大量散布によるシロアリ対策は、根本的な対策ではありません。薬剤はできるだけ少ない量で対策を行い、物理的対策を組み合わせることも対策の一つです。当社では後者の対策を推奨しており、お住まいの方の安全を優先するシロアリ対策を提案します。詳細につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照頂き、お問い合わせをお願いします。

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