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2016年5月26日 (木)

シロアリの侵入し難い構造でも

Inspection819 右の写真はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、シロアリ調査にお伺いした物件で撮影した1枚です。

この物件では、浴室入口付近で羽アリが発生しました。発生した付近を精査すると、僅かに被害が確認されました。壁面を非破壊シロアリ探知機を用いて調査した結果、反応がありません。お施主さまに聞き取りを行うと、市販の殺虫スプレーを大量に撒いたとのことです。一時的に忌避しており、非破壊シロアリ探知機に反応がなかったものと判断しました。

写真は、浴室に隣接する洗面の天井点検口から撮影しました。木部に蟻道の噴出しが確認されていますが、雨漏れがある訳ではありません。写真でもわかるとおり、乾燥した状態ですがシロアリは高い場所にまで上がっています。ヤマトシロアリは水を運ぶことができないと言われていますが、この現場を見ると一目瞭然で明らかに水分を当該箇所にまで運んでいます。ダイレクトに水を運ぶのではなく、水分を含んだ土を持ってくるという手法も使えるのです。人間が考えるより、シロアリは環境に対応して柔軟な動きをするのです。

そしてこの物件の構造は、床下がなくコンクリートでできた土間床(逆ベタ基礎構造)です。簡単にシロアリが侵入できない構造と考えられていますが、そこは人間の浅はかなところで、シロアリの方が上手です。ここでもシロアリは環境に対応して柔軟な動きをするのです。

シロアリ駆除に対してマニュアルという考え方は、現場を理解していない証拠です。シロアリ駆除は、現場でのシロアリの動きに合わせて対処しなければなりません。当社ではシロアリの動きを精査し、より最適なシロアリ対策を提案します。詳細につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照頂き、お問い合わせをお願いします。

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