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2016年6月 9日 (木)

蟻道の再構築は薬剤が伝播している証拠

Prevention256 昨日は、先々月にシロアリ駆除処理を行った兵庫県内の物件にお伺いしました。シロアリ駆除処理状況の確認と、侵入防止処理が今回の目的です。

この物件は築古年の物件で、事前のシロアリ調査では多数の被害と生息が確認されました。4月の中旬に、シロアリの生息場所を中心に駆除処理を行っています。

お施主さまからの聞き取り調査では、室内で数匹、広縁で数十匹、離れの便所ではやや多目の羽アリが発生したとのことです。羽アリが発生した原因は、駆除処理時期の問題です。

室内側では、毎年大量の羽アリが発生していましたが、ほぼ駆除できたようです。今年発生した羽アリは、駆除処理前に羽化していた個体と考えられました。広縁もほぼ同様ですが、南向きの暖かい場所だったため、駆除処理前に羽化した個体が多かったものと判断されました。離れの便所については、少し試したいことがあり処理をしたのですが、十分な効果が得られなかったためと判断しました。

シロアリ駆除処理は、必要最小限の薬剤を侵入経路や生息範囲に処理を行っています。写真の箇所のその代表で、調査の際地中の蟻道を壊して調査した後、修復しやすいよう工夫をしました。駆除処理の際も一部蟻道を壊して処理を行っていますが、今回の確認作業では蟻道を再構築していました。しかし、シロアリのコロニーは駆除できています。蟻道を再構築することで、より薬剤の伝搬性を生かしたことによる結果と考えてよいでしょう。

薬剤の伝搬性とありますが、薬剤は勝手に動きません。動かすのはシロアリであって、動かすための工夫をするのが、技術者の裁量です。薬剤の大量散布しか頭になければ、本当のシロアリ駆除はできません。本当のシロアリ駆除につきましては、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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