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2016年6月16日 (木)

対策の限界

Kanzai206 昨日は、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件では、毎年アメリカカンザイシロアリ対策を実施しています。

この物件は築年数が随分経過した平屋の物件で、室内でも被害が確認されていますが、それ以上に小屋裏で被害が確認されています。本来であれば、小屋裏へ侵入し被害部や生息部を一つ一つ丁寧に駆除処理する必要があります。

しかしながら、築年数が古いため、まともな強度を持つ梁はなく、人が乗れる強度はありません。そのため、小屋裏での作業は限定されます。そのためできる対策としては、発生した羽アリを抑制させる処理を行うぐらいしかできません。また、この地区は古くからアメリカカンザイシロアリが生息しており、羽アリが外部から侵入するケースもあります。それらの定着を防止する意味、小屋裏から発生した羽アリが屋外に出て行くことを防止する意味もあり、処理は必須です。

アメリカカンザイシロアリの対策は、まだ確立されたものがありません。それだけに日々創意工夫が必要です。当社ではアメリカカンザイシロアリの飼育を通じて生態研究を、アメリカカンザイシロアリを使った薬剤試験等を行い、技術の確立に日々努力しています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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