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2016年6月 2日 (木)

撤去と薬剤処理

Lyctidae305 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にヒラタキクイムシ対策でお伺いしました。この物件では、室内で使用されている合板から、外来種のアフリカヒラタキクイムシが発生しています。

この物件は築2年目の物件ですが、アフリカヒラタキクイムシが発生しているため、被害材の撤去を基本としています。今回は被害材の撤去を行うともに、薬剤処理を実施しました。

被害材を撤去するだけで対策になると考えられているハウスビルダーさんが多いようですが、それは間違いです。その理由としては、被害材の撤去は容易ではないためです。写真にもある通り、合板周辺部材を取り外すことができない場合には、合板を切断します。すると僅かですが合板が残りますが、この残された合板に幼虫が生き残る可能性があります。新たに修復材を施工すると、材料の選定を間違えれば再発するどころではなく、被害は拡大します。薬剤処理を行わない部材撤去は、絶対に行ってはいけないのです。

今回の事例では合板を撤去した際、アフリカヒラタキクイムシ生息可能な環境が確認されました。調査段階で想定されていたことが、実際に撤去時の確認で再確認することができますが、その作業こそ重要なのです。ですので、薬剤処理も大工さんが行うのではなく、技術者が現場の状況に合わせて対応する必要があるのです。

ヒラタキクイムシ対策にマニュアルはなく、現場の状況に合わせて対応していく必要があります。当社では事前の調査により、対策方針を立案します。なお、事前調査は有料となりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえ、お問い合わせ下さい。

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