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2016年6月29日 (水)

ヒラタキクイムシではなく

Inspection831昨日は、昨年ヒラタキクイムシ対策でお世話になったハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。壁に小さな穴があき粉が落ちているので、ヒラタキクイムシではないかとのことです。

早速現場で確認すると、壁のクロスに小さな穴が確認されました。しかし、ヒラタキクイムシのきな粉のような木粉(フラス)ではなく、砂粒のようです。被害内部の様子を確認するため、薬剤を少量注入したところ、やはり内部は砂粒でした。これはヒラタキクイムシの被害ではなく、シロアリの被害と判断しました。

他の仕事との絡みで、床下側からのシロアリ調査を実施している時間はありません。とりあえず、近辺にシロアリ被害がないか確認したところ、玄関上框で被害を確認しました。お施主さまに被害がシロアリによるものであることを説明、改めてシロアリ調査を実施することとしました。

この現場では小員が確認する前に大工さんが確認されています。大工さんの判断がヒラタキクイムシであったため、ハウスビルダーさんもヒラタキクイムシと思い込まれていたようです。被害だけで判断するのは、相当経験がなければ難しいのです。ましては素人が勝手に判断するのは、危険としか言いようがありません。技術者に確認して貰い、最適な対処方法を考えて貰うことが重要です。素人判断では対象を間違え、結果的に酷い被害を及ぼすやもしれません。

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