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2016年6月25日 (土)

厄介な構造

Inspection828 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。床に置いてあった段ボール箱に、シロアリ被害らしきものが確認されているとのことです。

早速現場を確認すると、既に段ボールが撤去されており、その場所ではシロアリ被害が確認されました。問題はこの物件の構造で、パッシブソーラーシステムの一つであるOMソーラーシステムです。OMソーラーでも古いタイプで、床下高が低く侵入することができません。

通気口から写真撮影したところ、床板側に蟻道及び被害が確認されましたが、基礎面に蟻道の構築はありませんでした。改めて図面を確認するとベタ基礎ですので、自ずとから侵入経路は限定されました。

OMソーラーシステムですので、使用する薬剤の安全性は勿論、使用する薬剤量にも注意が必要です。OMソーラーシステムは、強制的に床下の空気を室内へ取り込むシステムですので、極めて僅かな量で処理しなければなりません。

薬剤大量散布は以ての外ですが、当社が調査する前に調査に来たシロアリ防除業者は床下に薬剤を散布すると言われたそうです。OMソーラーシステムを理解されているお施主さまは、このシロアリ防除業者に依頼せず、OMソーラーシステムを扱っておられるハウスビルダーさんに相談され、当社にシロアリ調査を依頼頂いた次第です。

シロアリ対策は薬剤を撒くことではなく、建物の構造に配慮する必要があります。当社では、必要最小限の薬剤量でシロアリ対策を行いますが、構造に応じて更に極少量で処理する場合があります。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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