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2016年7月 5日 (火)

害虫ではありません

Pesticide01昨日は、植え込み部分のシロアリ対策でお世話になっている、兵庫県内のマンションにお伺いしました。今回は植え込み部分の樹木に発生している害虫対策です。

本来、植え込み部分の樹木の害虫対策は、造園管理会社が実施しています。しかし、今回問題となったのは、その造園管理会社の知識不足が原因です。

右の写真は、その造園管理会社が害虫と判断した昆虫です。虫好きの方であればお分かりかと思いますが、テントウムシの一種です。このテントウムシはアカホシテントウと言って、バラ系樹木の害虫であるタマカタカイガラムシを捕食する益虫です。

さすがに益虫を害虫と判断する造園管理会社には任せられないと、管理組合からご相談頂いた次第です。造園管理会社の記録を確認すると、広範囲に適用のある薬剤を散布されているようですが、これまでにチャドクガが大発生したこともあるそうです。散布時期や薬剤の選定にやや難があることから、当社では補足的な処理を行うこととなり、今回薬剤散布を行いました。

使用するのは農薬ですし、散布場所は人と近い環境ですので最新の注意が必要です。但し、有効成分濃度はシロアリ防除薬剤と比較すると比べものにならないほど低濃度です。逆に考えると、シロアリ防除薬剤は恐ろしいほど高濃度で使用しますので、安易な大量散布は止めるべきではないでしょうか。ちなみに農薬は厳しい法律で、用法用量が決められており、その用法用量を守れば安全が確保されています。ちなみにシロアリ防除薬剤には、厳しい法律はなく自主規制しかないのが現状です。これをどう判断するかは、シロアリ防除業者と施工を依頼するお施主さまに委ねられているのです。

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