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2016年7月 6日 (水)

安易な対策の結果

Lyctidae309 昨日は以前対応させて頂いたハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。ヒラタキクイムシの被害が確認されているとのことです。

早速現場で調査を行うと、ドア敷居部分に虫孔が確認されました。被害内部から虫体死骸を採取し、種類を同定した結果、在来種のヒラタキクイムシでした。

この物件の問題点は、ここ数年お抱えのシロアリ防除業者に対応して貰ったものの、虫孔と木粉の堆積が確認されているとのことです。挙句の果てに、桐の和タンスからも虫孔と木粉の堆積が確認されているとのことです。

更に酷い話しがあり、このシロアリ防除業者は外部から飛来し、住み着いたと回答されたそうです。生態を被害状況を見れば分かる通り、元の材料に幼虫等が生息、それらが羽化して更に被害を広げたものでした。問題はシロアリ防除業者が対応したにも関わらず、再発している点です。在来種であれば、きちんと対応していれば被害が拡大することはないはずです。協会加盟の業者らしいのですが、ヒラタキクイムシ類の生態を知らない上に、対応の仕方もわからない、理解していないのに適当に対応し、被害を拡大させていると残念な結果でしかありません。

よく同業者から匿名で、ヒラタキクイムシ対策について電話を貰います。薬剤や方法論ばかり問い合わせを貰うのですが、その時点で既に間違いです。まずは対象となる害虫の生態を理解すること、被害状況を正しく判断すること、そして工夫することが重要です。結局のところ薬剤はほぼどの薬剤でも効果があるのですから、後はどれだけ工夫して処理ができるかです。当社では状況に応じたカスタムメイドの対策となっておりますので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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