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2016年8月31日 (水)

これだけの被害で高額な薬剤処理はナンセンスです

Inspection852 昨日は、京都府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。小員のシロアリに関する講演会を聴講頂いたハウスビルダーさんが、知り合いのお宅のシロアリ調査を要望されたことからお伺いした次第です。

シロアリ調査を依頼頂いた経緯は、意匠として使用されていた図面角竹に穴があいており、シロアリのよる影響ではないかという不安からだそうです。ちなみに図面角竹の穴は、タケトラカミキリと考えられました。

床下側からの点検調査では、右の写真の通り床下に残された木片にシロアリ被害が確認されただけで、シロアリの生息は確認されませんでした。その他の場所では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。

この物件では、10年程前にシロアリ予防施工が行われたそうです。お施主さまは以前住まわれていた物件で、羽アリの大量発生を見て以降、シロアリに対する恐怖を持たれたようです。そのため、シロアリ予防処理をお考えだったようですが、今回のケースでは薬剤処理の必要性がないこと、代替シロアリ対策として定期的な点検調査をお薦めしました。お施主さまは薬剤に対する不安もお持ちだったことから、小員の提案をご了承頂きました。

シロアリ対策は、薬剤処理だけではありません。定期的な点検調査による早期発見、早期対応で十分対応可能です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月30日 (火)

活動していないように見えますが

Inspection851 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、奈良県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。リフォーム中にシロアリ被害が確認されたことから、対策立案のためお伺いしました。

早速現場を確認すると、蟻道が多数確認されました。蟻道の一部を壊すと、活動中のヤマトシロアリが確認されました。

現場監督さんはいずれも古い被害や蟻道で、対策の必要はないかもしれないと考えられていたようです。しかし、実際には活動中ですので、適切な対策は必須です。

因みに蟻道は多数確認されましたが、現場監督さんや設計士さんは一部しか蟻道を見つけることはできませんでした。普段現場に携わる方ですら一部しか蟻道を見つけることができないのですから、一般の方が見つけるのは非常に困難です。やはりシロアリ調査はプロにお願いすべきですが、シロアリ防除業者全ての方がプロとは限らないためご注意下さい。

シロアリ調査のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ下さい。

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2016年8月29日 (月)

今年から徘徊は確認

Ant110 昨日は、キッチン周辺でアリが徘徊しているご相談を頂いた兵庫県内の物件にお伺いしました。

事前にアリの捕獲をお願いしていたことから、虫体を確認しました。その結果徘徊していたアリは、トビイロケアリでした。

トビイロケアリは土中にも営巣しますが、朽木にも営巣することが知られています。家屋内では、浴室壁内にも営巣するケースが多く、浴室壁内の木材が腐朽しているところに営巣します。

腐朽している木材に営巣するため、雨漏れのある箇所や壁内結露のある箇所などでも営巣する様子が確認されます。今回のケースではキッチンの壁内ですが、窓枠のコーキング部分が劣化、そこから雨水が侵入し腐朽したところへ営巣したのではないかと考えられました。

トビイロケアリを放置したらどうなるのかと、問い合わせを頂いたこともあります。営巣箇所には水分や餌が持ち込まれるため、腐朽は促進されます。だからきちんと駆除することが重要です。

トビイロケアリの駆除を行う場合、広範囲に薬剤を処理する必要はありません。トビイロケアリの動きを確認し、生息範囲と活動範囲を調査した上で、適切な対策を行うことが重要です。当社では必要最小限の薬剤量で処理することで、薬剤曝露リスクを最小限に抑えます。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月28日 (日)

羽アリの飛来

Inspection850 昨日は、以前シロアリ侵入防止処理を実施した大阪府内の物件にお伺いしました。今年の7月に羽アリが室内で確認されたとご連絡頂きましたので、点検調査を実施しました。

捕獲頂いていた羽アリを確認した結果、イエシロアリの羽アリでした。大阪市内の物件ですが、小員もこの近所で何件かイエシロアリ対策を実施しており、イエシロアリが定着している地域と言えます。

床下側からの点検調査を実施した結果、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。捕獲された羽アリは1匹だけ、当該地域がイエシロアリ生息地域であることから、外部からの飛来と判断されました。

今回の床下点検調査では、床下で多くのワモンゴキブリの死骸が確認されました。前回の侵入防止処理後、ゴキブリの目撃状況は大幅に減ったとのことです。しかし、今年になってからは幼虫を少し見かけるようになったとのことでした。これは、薬剤の消長による影響と判断されました。

ヤマトシロアリ地域では予防処理をお薦めすることはありませんが、イエシロアリ地域では侵入防止処理をお薦めしています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月27日 (土)

定期管理

Prevention267 昨日は蚊の対策で兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年実施した対策が好評で、今年も継続して対策を実施しているマンションです。

蚊の対策で重要なのは、幼虫の生息域対策です。水たまりがあると、蚊の成虫が産卵し、ボウフラが湧きます。その水たまりに対して、薬剤処理することが重要です。

この物件では、立体駐車場内には排水ピットと地下防火水槽、敷地内には多くの雨水桝や排水桝があり、これらが処理ポイントとなります。1カ月前に薬剤処理を実施していますが、今回処理中に2箇所ですが咬まれました。この期間中に豪雨という要因もあり、繁殖していたのでしょう。

こうした幼虫生息域対策を行うことで、成虫の発生源対策となるのです。蚊対策は一度の処理で完了する訳ではなく、定期的な対策が必要です。モニタリングや聞き取り調査で、今後の発生状況に合わせて処理を行う予定です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月26日 (金)

空爆的な処理はしません

Extermination524 昨日は、ルリアリ駆除で大阪府内の物件にお伺いしました。

この物件は3階建ての鉄骨プレハブ住宅で、ルリアリは1階と2階で確認されています。ちなみに6年前にもルリアリが発生していますが、今回とは発生場所が異なり、前回は2階及び3階となっています。

ルリアリは肉食傾向にある雑食性ですので、市販のアリ用毒餌剤は見向きもしないため、薬剤処理による駆除を採用しました。ポイントになるのは、ルリアリの巣と活動範囲へ適切に薬剤処理を行うことです。

そのためには、ルリアリがどのように動いているかを見極める必要があります。その上で薬剤処理を行いましたが、処理に使用した薬剤量は僅かです。薬剤処理は空爆するかの如く、あらゆる場所へ注入するものではありません。相手と対峙しながら、必要な量だけを使ってこそ意味があるのです。

当社の害虫駆除は、必要最小限量の薬剤で行います。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月25日 (木)

安易な対策は厳禁です

Lyctidae316 昨日は住宅管理会社さんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。クローゼットの壁面に穴があき、木粉の堆積が確認されているとのことです。

早速現場を確認すると、大量の木粉が確認されています。その木粉付近に活動中の虫体が確認されたとのことから、採取し同定を行いました。その結果、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。

この物件は築2年目のマンションで、被害はこのクローゼットの壁面のうち1面だけに発生しています。このようなケースでやりがちなのが、穴のあいている付近だけを撤去し、交換するパターンです。これをしていますと、多くのケースで再発します。安易な対策は厳禁です。

ならば被害の確認されている面を撤去、交換すればよいという訳でもありません。撤去範囲はアフリカヒラタキクイムシの生態を理解している技術者の判断で、決める必要があります。施工のし易さを優先しての撤去、交換は絶対に不可です。

アフリカヒラタキクイムシ対策は、現場の状況判断によって行われるものであり、こうすればよいというマニュアルはありません。マニュアルを作りたがるのは、現場を知らない事務方や技術のない経営者です。害虫対策は現場で対峙することで、色々なものが見えてくるのです。当社の害虫駆除にマニュアルはなく、現場の状況に応じた対策を立案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月24日 (水)

ベイマツにあいた穴

Inspection849 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。梁に虫食いのような、穴が確認されているとのことです。

早速現場確認を行うと、右の写真のような直径1~2mm程度の穴が数箇所確認されました。ちなみにこの梁の材質は、米松です。

材質面から考慮すると、木材害虫であるヒラタキクイムシ類ではありません。米松は針葉樹であり、広葉樹系材料のみ食害するヒラタキクイムシではないとこを示唆しています。

針葉樹を食害する昆虫としてカミキリムシ類は、虫孔の大きさがもう少し大きいため、カミキリムシ類でないことを示唆しています。同様に針葉樹を食害するシバンムシ類は、古材を好むこと及び虫孔の大きさはもう少し大きいことから、シバンムシ類でないことを示唆しています。

消去法で残るのは養菌性キクイムシ(アンブロシアビートル)です。孔道内に明確なアンブロシア菌糸あれば確定だったのですが、やや怪しい菌糸が確認されただけでした。それでも、可能性としては養菌性キクイムシの可能性が極めて高く、養菌性キクイムシであった場合は生木時の被害であり、製材後に被害が広がることはないでしょう。

被害があるからといって、虫が生息しているとは限りません。きちんとした調査を行うことが重要です。害虫被害調査のお問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照のうえお問合せ下さい。

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2016年8月23日 (火)

群飛孔しかありませんが

Inspection848 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件はこれから一部リフォーム予定の物件で、お施主さまサイドから今回のリフォームに合わせてシロアリ調査、床下点検のご依頼を頂いたという経緯です。

床下側からの点検調査では、床下土壌表面に放置された木片に空中蟻道が確認されました。この空中蟻道が群飛孔で、羽アリの出口です。しかし、床下でのシロアリの生息は、土壌表面に放置された木片のみで、床組みには被害等確認されませんでした。

その他としては、多くのアリの巣穴とクロゴキブリの死骸が多数確認されました。お施主さまに報告すると、床下の結果通りで室内側でもアリやゴキブリの徘徊が確認されているとのことです。部分的なシロアリ対策で十分かと思いましたが、お施主さまの意向でアリとゴキブリにも対応できるよう対策を実施することとなりました。

今回の事例では床組みに被害が広がる前に、早期発見することができました。重要なのは早期発見であり、シロアリ調査の目的の根幹です。当社ではシロアリ調査を重視し、シロアリ調査の結果を踏まえて最適なシロアリ対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月22日 (月)

シロアリ調査で見つかったもの

Inspection847 一昨日、シロアリ調査を実施した現場でもう一つ事例ご紹介させて頂きます。それが右の写真です。

土壌表面に、水濡れ跡が確認されています。当該箇所の床上部分はキッチンのシンクに該当し、水漏れは水道管とシンクの接続部分からでした。水漏れと言っても目に見えるほど漏れている訳ではなく、1滴落ちるのに何分も要する程度です。

それでも、床下はこのように水漏れ跡ができます。ちなみにこの物件ではソーラー式の床下換気扇がついていますが、水漏れに対応できるほどの能力はありません。床下側で水漏れに気付くのは床下を覗いた場合を除くと、水道料金です。水漏れがあると水道料金が高くなりますが、今回のように水漏れ量が僅かな場合、金額に影響しない場合もあります。だから、床下の定期的な点検は非常に重要なのです。

シロアリ調査は、単にシロアリの生息状況を把握するためだけが目的ではありません。床下の健康状態を見るのがシロアリ調査であり、床下点検なのです。こうしたシロアリ調査には、床下へ潜り込んで作業する人件費、交通費や消耗品が費用として発生します。これを無料で行うこと、即ちこの費用はどこで回収するのでしょうか。無料調査で発生した費用はシロアリ防除工事で回収されるため、シロアリ防除工事を実施しなければこれら費用は回収できません。だから薬剤処理の必要性のない現場でも、無理矢理理由をつけてシロアリ防除工事を契約させるのです。

当社ではシロアリ調査を有料にすることで、調査結果からのシロアリ対策は本当に必要なものしか推奨しません。当該物件の事例でも、玄関周辺のシロアリ駆除処理だけが必要であり、床下への高額な全面処理は必要ないのです。それよりも、シンク水道管の修理が最優先課題なのです。

当社のシロアリ調査は有料ですが、ご納得頂けるシロアリ対策を提案するための調査です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月21日 (日)

生息は限定的です

Ttd190 昨日は玄関にシロアリ被害らしきものがあるとお問合せを頂いた、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

玄関ではシロアリ被害が確認されており、お施主さまからの聞き取り調査では、羽アリの発生も確認されています。非破壊シロアリ探知機を用いて玄関壁面を調査した結果、シロアリの活動を探知しました。

床下側について調査した結果、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。床下地面は防湿シート+押さえ土でしたが、シロアリが侵入するような兆候すら確認されません。

このような物件では、玄関周辺の適切な駆除処理だけが必要で、被害も何もない床下側では薬剤処理の必要はありません。シロアリ予防処理が必要と主張させる方がおられますが、定期的な点検調査を実施すれば問題ありません。

建てたハウスメーカーや工務店に相談すると、一般的なシロアリ防除業者を紹介され、高額な薬剤大量散布によるシロアリ防除を勧められます。これはシロアリ防除業者の儲けの仕組みの一つで、新築の防腐防蟻処理を安価で請負い、高額なシロアリ駆除予防で回収するのです。

当社では無駄なシロアリ予防は実施せず、シロアリ駆除をベースにシロアリ対策を考えます。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月20日 (土)

狭い人通口

Inspection846 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件では広縁や和室の小窓、屋外の門や柵など広範囲にシロアリ被害が確認されています。

和室にあった床下点検口から床下を確認したところ、人通口(床下通気口)が狭く、各部屋床下に行くことができませんでした。お施主さま、ハウスビルダーさんと相談の上、改めて床下点検口を新設した上で対応することとなりました。

最近では床下の動線をきちっと確保されていますが、少し古い構造になると動線の確保されていない床下は多くあります。その場合、人通口を壊して広げる作業、ハツリ作業を行うシロアリ防除業者が多くあります。これは建築士の先生によると、明らかに基礎の強度を低下させ、耐震性を低下させるため推奨していません。そのため、当社ではハツリ作業は行わず、床下点検口を設置する方法を採用しています。基礎構造によっては、かなりの数の床下点検口となりますが、お住まいの方の安全を優先していることをご理解頂けますと幸いです。

当社では安全で安心な住環境づくりのお手伝いをします。お問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2016年8月19日 (金)

再び徘徊

Ant109 昨日は室内でクロアリが徘徊しているとご連絡を頂いた、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件は、5年前にもアリ駆除でお世話になった物件です。

早速現場でアリを採取、同定した結果徘徊していたアリはルリアリでした。ちなみに、5年前も徘徊していたアリはルリアリです。

ルリアリは西日本で普通に見られる種ですので、室内へ侵入することは特殊なことではありません。しかしこの物件では、再び侵入されたことを考慮すると、壁内に営巣するのに適した条件があるものと考えられました。

適した条件を変えることは困難ですので、きっちりと巣系が駆除できるよう対処が必要となります。ルリアリは、市販のアリ用毒餌剤では駆除が非常に困難な種です。当社では安全性を考慮し、必要最小限の薬剤量で対策します。ルリアリ駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2016年8月18日 (木)

撤去時に確認すること

Lyctidae315 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。洋室入口枠の敷居部分にヒラタキクイムシの被害が確認されている物件です。

被害は幸いにも当該箇所のみでしたので、被害部の撤去及びその後の対策を実施しました。

撤去した被害部について、観察を行いました。敷居の表側では、数十箇所の成虫脱出孔が確認されていましたが、剥がしたものの裏側を確認すると、成虫脱出孔が数十箇所確認されました。

ヒラタキクイムシの被害は、見える場所だけで発生する訳ではありません。見えない箇所で発生するものであり、見えない箇所で発生するものと想定して対策を立てる必要があります。一番やってはいけないのが、見える場所だけを対策し、駆除完了したものと誤解するケースです。

これは知識と経験のない害虫防除業者でもやりがちなパターンですので、注意が必要です。ヒラタキクイムシ対策は、ヒラタキクイムシの生態に対する知識と対策の経験が重要です。当社では、ヒラタキクイムシ対策を実施していますが、調査(有料)が必須です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月17日 (水)

無意味な穿孔処理

Inspection845 昨日はシロアリ調査のため、大阪府内の物件にお伺いしました。本年5月に和室押入れから羽アリが発生したとのことです。

早速床下側から点検調査を行ったところ、広い範囲でシロアリの構築した蟻道と被害が確認されましたが、同時にシロアリ防除処理跡も確認されました。蟻道のうち現時点でヤマトシロアリが活動しているものと既に放棄されているものが混在していました。

お施主さまにお話しを聞くと、およそ15年前にも羽アリが発生したため、シロアリ駆除予防処理を実施したとのことです。それが右の写真で、土台に穿孔跡が見えています。これはマニュアル施工と言われる方法です。

これを見てどのように思われるでしょうか。シロアリ防除業者からすれば、土台に穴をあけることは普通であり、何とも思わないかもしれません。しかし一般の方からすれば、この大袈裟な穴は何の意味があるのだろうと思われます。シロアリ防除業者は、穿孔した穴にノズルを突っ込んで、薬剤注入をし、木材の中に薬剤を入れることを主張されます。しかし、実際に木材中の薬剤濃度を分析したことのありますが、この方法では木材中に薬剤は入りません。ということはこの穿孔注入処理は全くの無意味なのです。それよりも、問題のない土台に穴をあけて強度低下させています。

マニュアル施工ではシロアリの動きや建物の構造に関係なく、マニュアル通りに施工するためこのような弊害が生まれます。当社では薬剤の大量散布をベースとしたマニュアル施工は推奨していません。シロアリに動きと建物の構造に合わせ、必要最小限の薬剤量でシロアリ駆除します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月16日 (火)

古い被害に見えて

Inspection844 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。勝手口付近に、シロアリ被害らしきものが確認されているとのことです。

早速、床下側からの点検調査を行った結果、床上被害の床下部分に蟻道が確認され、蟻道内部ではヤマトシロアリの活動も確認されました。

この物件は比較的築古年の物件のため、シロアリ被害は古いものであり、既にシロアリに生息はないものと考えられていたようです。これまでに羽アリも出ていないのも、生息していない理由の一つであったようです。

被害があり生息していないように見えても、実際にシロアリの生息している事例もあります。但し、被害イコール生息という訳でもなく、シロアリ調査を行うことが重要です。シロアリ調査のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ下さい。

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2016年8月15日 (月)

講演案内

Seminar98 今日は来月以降に予定されているセミナーをご紹介したいと思います。

セミナーは住宅医ネットワークが主催する住宅医スクール2016の講義の一つを、小員が担当させて頂きます。題目は『防蟻対策の実務』で、9月15日(木)が東京で、9月24日(土)が大阪、10月5日(水)が広島となっています。ちなみに10月15日(土)の熊本は小員もお世話になっている廣瀬産業の前迫さんが講師です。

スクールは必須講義が24講義、特別講義が7講義あるうちの、必須講義の一つを担当します。 詳細は一般社団法人住宅医協会の住宅医スクール2016をご参考下さい。ちなみに1講義からも受講可能だそうです。

今回は建築士の先生やハウスビルダーさん向けのセミナーです。当社ではビルダーさん向けのセミナーだけでなく、防除業者さんや各種団体向けに各種セミナー、勉強会の講師をさせて頂いております。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月14日 (日)

床下で生息していた痕跡が

Inspection843 昨日は、兵庫県内の物件にお伺いしました。室内で、ゴキブリをよく見かけるとご相談を頂いた物件です。床下側からの点検調査が今回の目的です。

この物件ではリフォームが実施されており、床下点検口が作られていないため、今回新設した上で床下の点検調査を行いました。

その結果、キッチン床下部分を中心にゴキブリの死骸、卵鞘などが多数確認されました。既に床下部分は、生息域となっていることを示唆しています。対策としては、床上以外にも床下も考慮する必要があります。当然ですが、本来の侵入経路である、屋外排水経路も対象となります。

ちなみに床下点検調査を行った結果、シロアリが構築した蟻道や被害が確認されました。現時点で生息は確認されていないため、定期的な点検調査で十分対応可能と考えます。ゴキブリ対策もシロアリ対策も、侵入経路、生息域及び活動域を把握するための点検調査は非常に重要です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月13日 (土)

定期健康診断

Hospital07 お盆期間中になると、道路渋滞により少し離れた場所にお伺いするのが困難となります。そのため、毎年この期間中に定期健康診断を受診します。定期健康診断は、加盟している阪神土建労働組合の斡旋で東神戸病院を受診しました。

健康診断の目的は、病気の早期発見、早期治療だけでなく、検査結果から身体の発する危険信号を察知することで生活習慣の改善を促し、病気を予防するものです。病気になる前から、薬を飲むのはナンセンスです。

シロアリが侵入する家屋も同様で、健康な床下に薬剤は過剰です。それよりも、シロアリ予防のためには点検調査が重要です。そのため当社では、薬剤大量散布によるシロアリ予防よりも、定期点検調査による管理をお薦めしています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月12日 (金)

活動範囲への薬剤処理

Extermination523 世間ではお盆休み期間中に入ったこと、地元では甲子園で夏の高校野球が始まったことなどから交通事情が悪くなります。すると遠方での害虫対策は難しくなるため、近隣や渋滞が少なくなる大阪市内向きが中心となります。という訳で、昨日は兵庫県内の物件にお伺いしました。

この物件では、キッチン付近でルリアリの活動が確認されています。事前の調査では、壁内に営巣している可能性が考えられました。そこで、処理は壁内が中心となります。

壁内処理の場合、壁面側からの処理と考えがちですが、構造を上手く活用すること大切です。写真はその一例で、ユニットバスの点検口から壁内部分へ薬剤処理を行っています。穿孔が必須な場所では穿孔すれば良いのですが、穿孔の必要のない場所では穿孔はしない方が良いのです。

シロアリ駆除予防でも同様ですが、穿孔ありきではなく必要に応じて行うのが原則です。建物の構造と生態を考慮することが重要なのです。当社の害虫対策は、対象害虫の生態と建物の構造に合わせて実施します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月11日 (木)

被害部補修に伴う薬剤処理

Prevention266 昨日はシロアリ対策で、兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件は今年シロアリ駆除処理を行った物件です。

被害が甚大で、大引が落ちていた部屋のリフォームを実施したとのことから、部分的なシロアリ予防処理を実施しました。

この物件ではシロアリ駆除実施後、駆除完了を確認、その後部分的なシロアリ侵入防止処理を施しました。リフォームを実施した場合、木材や土壌などが無処理となってしまうため、処理を実施した次第です。

リフォーム時はシロアリ対策を施すには、床下へ潜る必要がなく、施工時間は短時間で費用も安価で済みます。だからと言って、必要性のない場所への薬剤処理は無駄です。必要な場所のみの施工では安価ですが、全面処理だと結果的に高額となります。シロアリ対策は、シロアリの生態と建物の構造に合わせて実施すべきなのです。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月10日 (水)

新たな場所から

Lyctidae314 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。ヒラタキクイムシ類がフローリングから発生している物件ですが、新たな成虫脱出孔と木粉の堆積が確認されたことからお伺いした次第です。

この物件では、今年の春に数箇所の成虫脱出孔が確認され、虫体を採取し同定した結果、アフリカヒラタキクイムシの被害と特定しています。

アフリカヒラタキクイムシなので、被害部と同素材のフローリングの全撤去及び撤去後の薬剤処理等を提案しましたが、ハウスビルダーさんの意向で部分撤去及び部分薬剤処理を行っています。

今回新たに確認された成虫脱出孔は被害箇所と同じ素材のフローリングですが、これまでに被害の確認された箇所とは異なる場所での発生です。これは昨年又は本年春に産み付けられたものが、成虫として出てきたものと考えられました。対策としては、成虫脱出孔から薬剤注入処理を行いましたが、これはあくまで対症療法であり、根本的な療法ではありません。ハウスビルダーさんは、最初の撤去だけで対応が十分と考えられていたようです。

まだ幸いなことに被害部が限定的ですが、今後どのように広がるかは不明です。場合によっては、再度全交換を提案する事態もあり得ます。アフリカヒラタキクイムシは、初期の対応次第です。アフリカヒラタキクイムシ対策については阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月 9日 (火)

燻蒸処理

Fumigation03 右の写真は、いつもお世話になっている防除業者さんのところで実施している燻蒸処理の様子です。

今回燻蒸処理を実施しているのは、ヒラタキクイムシが発生している箪笥です。桐の箪笥は虫に強いという印象を持たれている方が多いようですが、実際には違います。

ヒラタキクイムシからすると、桐は餌となるでんぷん質が多く、軟らかいため一度被害を受け始めると大きな被害となります。場合によっては、手で簡単に崩せるほど被害は大きくなる場合もあります。

箪笥にヒラタキクイムシが侵入した場合の駆除はかなり困難です。箪笥用の防虫剤を入れた場合、蒸散した有効成分が虫体内に取り込まれれば効果があります。しかし、蒸散濃度ムラなどの要因により効果を示さない場合があります。それよりも、木材中に生息する幼虫には効果がありませんので、被害は続きます。

ヒラタキクイムシの素人対策は、危険しかありません。よくホウ酸や木酢液など効果があるか問い合わせを頂きますが、当社の実験結果から処理するだけ無駄で全く効果がないと言っても過言ではありません。ヒラタキクイムシは適切な対策を施すことが重要です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月 8日 (月)

室内を徘徊

Ant108 昨日は、いつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。キッチン周辺で、クロアリが徘徊しているとのことです。

早速現場でクロアリを捕獲し同定した結果、ルリアリでした。室内徘徊種としてよく知られるルリアリですが、皆さんお困りのようです。当該物件のお施主さまも、アリの巣ころりなどの毒餌剤や木酢液を噴霧されたそうですが、全く効果がないとのことです。

毒餌剤はルリアリの嗜好性と一致していないため、見向きもしません。特にルリアリは、食べ飽きが早いため、毒餌剤は難しいようです。困った時に木酢液はよく使われますが、なぜ木酢液が効くのかを考えると、クロアリに効果が示す理由がないため効果が全くないという結論に達します。効果の有無には必ず理由があり、理由なく効果があることを議論するのは、非科学的です。

より効率的に駆除するためには、何故効くか、どのように効かすかがポイントです。そのために、使用する薬剤の種類や濃度、処理量や処理方法に工夫が必要なのです。ラベルに記載された通りに使うのも一つに方法ですが、通常よりより少ない量と薄い濃度で使い、最大限に効果を発揮させることがプロの仕事だと考えています。クロアリ対策につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照頂き、お問合せ下さい。

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2016年8月 7日 (日)

屋外礎石に形成された蟻道

Inspection842 昨日は、3年半前にシロアリ調査でお伺いした兵庫県内の物件に再訪しました。屋外の礎石に蟻道の構築が確認されているとのことから、定期点検と合わせての訪問です。

この物件は築130年を超える古民家で、屋外側の礎石に蟻道の構築及びヤマトシロアリの活動が確認されました。母屋の半分は、リフォームによって土間コンクリートが打設されています。

床下側からの点検調査では、古い被害の確認されたものの、新たな被害や侵入及び生息は確認されませんでした。その他、蔵などもシロアリ調査を行いましたが、同様の傾向でした。

結果的にシロアリの侵入が確認されたのは、当該礎石のみでした。処理としては数十ミリリットルの薬剤を施工しましたので、これでこのコロニー(集団)の駆除は完了です。

定期点検調査管理している物件で、新たな蟻道の構築による侵入はレアなケースです。それに対応するため、定期的な点検調査が重要なのです。定期点検調査を主体としたシロアリ対策は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照頂き、お問合せ下さい。

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2016年8月 6日 (土)

駆除確認

Ttd189 昨日は先日シロアリ駆除でお伺いした、大阪府内の物件に再訪しました。未調査部分のシロアリ調査とシロアリ駆除確認が目的です。

未調査部分は、大工さんに依頼して侵入できない床下部分へ床下点検口を作成して頂いたことから、今回シロアリ調査を行った次第です。当該床下については、複数にシロアリ被害跡は確認されたものの、シロアリの侵入や生息は確認されていません。そのため、薬剤処理は行わず、定期的な点検調査で対応することとしました。

羽アリ発生個所、シロアリの被害及び生息の確認された箇所については、シロアリ駆除は完了していることが確認されました。床上被害箇所についても、非破壊シロアリ探知機で確認を行いましたがシロアリの反応はなく、駆除完了が確認されました。

この物件では、小さい子供さんと妊婦さんがお住まいです。この物件では、当初一般的なシロアリ防除業者が行う、高濃度殺虫剤の大量散布によるシロアリ防除を行う予定でした。薬剤に対して不安を持つお施主さまが、ネットで検索され当社にご相談頂きました。

シロアリ対策は、薬剤の大量散布だけではありません。きちんとシロアリ駆除すれば、そうそう新たな侵入はありませんので、定期的な点検調査で十分対応可能です。当社では、薬剤全面処理の高額なシロアリ対策はお薦めしていません。安全を第一に、部分処理をベースとしたシロアリ対策を提案しています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照頂き、お問合せ下さい。

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2016年8月 5日 (金)

活動域に

Extermination522 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。この物件では、室内でアリが徘徊しているとのことです。

事前の調査の結果から、徘徊していたアリはルリアリで、屋外からの侵入が確認されなかったことから、ルリアリの動きを観察すると壁面の隙間から出入りしているとのことから、壁面に営巣しているものと判断しました。

営巣場所が特定できれば問題なかったのですが、壁面構造等の問題から特定はできず、壁内処理も施工がやや難しくなっています。そこで、活動域に薬剤処理を施しました。

薬剤の特性を生かした処理をしていますので、上手く巣ごと駆除できるものと考えます。巣が特定できない場合でも、当社では薬剤の特性を生かした処理を行います。室内でクロアリの徘徊でお困りの方は、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ下さい。

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2016年8月 4日 (木)

部分駆除

Extermination521 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ駆除でお伺いしました。

この物件は、5月に浴室で羽アリが発生し、同月シロアリ調査を実施した物件です。シロアリ調査の結果ですが、床下側からの点検調査では、浴室土台でシロアリ被害は確認されたものの、基礎面に蟻道の構築はなく、浴室内側からの侵入及び発生と判断しました。

ちなみにその他の床下部分ですが、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。そのため、床下側での薬剤処理は不要と判断し、浴室周辺のみの駆除処理を行いました。

一般的なシロアリ防除業者であれば、被害が部分的であっても床下全面への薬剤処理を勧めます。当然、高濃度殺虫剤の大量散布ですので、お住まいの方への薬剤曝露リスクは向上するという問題に加えて、施工費用は高額となります。最近では単価の安いシロアリ防除を謳うサイトも多くなっていますが、安い薬剤を使うケースもあるそうです。

当社のスタンスは部分駆除が基本のため、薬剤使用量は僅かで費用も安価です。薬剤全面散布していないため、建物全体への保証がないと指摘されますが、その部分は定期的な点検調査で対応しています。現時点でシロアリの生息が確認されていないケースで、今後シロアリが侵入する可能性自体少ないですし、侵入したとしても定期点検調査で早期発見が可能です。早期発見ができれば、駆除も少量の薬剤で十分対応可能です。

薬剤の大量散布によるシロアリ防除をして欲しくない方、シロアリ防除に安全性を考慮したい方は、阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ下さい。

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2016年8月 3日 (水)

調査の精度

Inspection841 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。リフォームを実施して3年が経過した物件ですが、床上に被害らしきものが確認されているとのことです。

早速床下側から点検調査を行った結果、床上被害付近に蟻道の構築、シロアリの被害及び生息が確認されました。ちなみに建築士の先生も事前に床下側からの点検調査を行われていたようで、当該箇所は見つけられていたとのことです。

しかし実際にはその場所以外でも、蟻道の構築が確認されました。写真がその部位で、玄関上框とコンクリートブロック基礎との接点部分に蟻道が確認されました。建築士の先生は、この蟻道は見逃されていたようです。

建築士の先生やハウスビルダーさん、一般の方がシロアリ調査を実施しても、このように見過ごすケースは多いのです。これがシロアリ防除業者になると、この程度の蟻道は見つけて当然、見つけられないようであればシロアリ防除業者としては失格です。もっと見つけにくい蟻道を見つけるのがシロアリ技術者であり、見る以外の要素でシロアリ被害や蟻道を見つけるのです。

シロアリ調査の制度が低ければ、シロアリ駆除の精度も低くなります。だからシロアリ調査の精度の低いシロアリ防除業者は、薬剤の大量散布に頼らざるを得ないのです。当社では、安全を優先したシロアリ対策をお薦めするため、シロアリ調査には精度を求めています。手間のかかるシロアリ調査ですので、当社のシロアリ調査は有料となっています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2016年8月 2日 (火)

腐朽を促進

Inspection840 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。リフォーム中で壁面を剥がした際、土台や柱に被害が確認されているとのことです。

早速現地で状況を確認すると、土台と柱が大きく腐朽しています。直接的な腐朽の原因は、上部屋根の取り合い部分からの雨水侵入です。但し、原因はそれだけではありません。

当該被害部では大量のアリの活動が確認されました。現地で種類を確認した結果、トビイロケアリでした。トビイロケアリは腐朽した木材に営巣する種のため、壁内に営巣するケースはよく見られます。営巣すると、水はもちろん餌なども巣内へ持ち込みます。結果的にその水や餌が腐朽を促進させます。そのため、壁内営巣種のアリは防除対象となるのです。

壁内営巣種のアリの多くは、市販のアリ用毒餌剤は見向きもしないため駆除が困難なようです。このケースでは営巣しているアリの生態を考慮し、対策を立てることが重要です。アリ駆除につきましては阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照の上、お問合せ下さい。

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2016年8月 1日 (月)

ウェブサイト更新

Top201608 今月も阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新しました。今回のトップページ画像は、先日奈良県内の物件で撮影した、屋外基礎面に構築されたヤマトシロアリの蟻道です。

幅5cmを超える蟻道ですが、外敵が多かったためここまで大きな蟻道になったものと考えられました。

蟻道は内皮構造が防水性を持つため、外部が乾燥状態であっても侵入経路となり得ます。シロアリは湿気のある場所に生息すると言うのは間違いではありませんが、乾燥に弱いというのが間違いです。シロアリは環境に対応できる能力を有しているのです。

シロアリ対策で重要なのは、シロアリの生態を理解し必要な対策を講じることです。当社では、必要最小限の薬剤量でのシロアリ駆除を基本としたシロアリ対策を行っています。お問い合わせは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願い致します。

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