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2016年8月22日 (月)

シロアリ調査で見つかったもの

Inspection847 一昨日、シロアリ調査を実施した現場でもう一つ事例ご紹介させて頂きます。それが右の写真です。

土壌表面に、水濡れ跡が確認されています。当該箇所の床上部分はキッチンのシンクに該当し、水漏れは水道管とシンクの接続部分からでした。水漏れと言っても目に見えるほど漏れている訳ではなく、1滴落ちるのに何分も要する程度です。

それでも、床下はこのように水漏れ跡ができます。ちなみにこの物件ではソーラー式の床下換気扇がついていますが、水漏れに対応できるほどの能力はありません。床下側で水漏れに気付くのは床下を覗いた場合を除くと、水道料金です。水漏れがあると水道料金が高くなりますが、今回のように水漏れ量が僅かな場合、金額に影響しない場合もあります。だから、床下の定期的な点検は非常に重要なのです。

シロアリ調査は、単にシロアリの生息状況を把握するためだけが目的ではありません。床下の健康状態を見るのがシロアリ調査であり、床下点検なのです。こうしたシロアリ調査には、床下へ潜り込んで作業する人件費、交通費や消耗品が費用として発生します。これを無料で行うこと、即ちこの費用はどこで回収するのでしょうか。無料調査で発生した費用はシロアリ防除工事で回収されるため、シロアリ防除工事を実施しなければこれら費用は回収できません。だから薬剤処理の必要性のない現場でも、無理矢理理由をつけてシロアリ防除工事を契約させるのです。

当社ではシロアリ調査を有料にすることで、調査結果からのシロアリ対策は本当に必要なものしか推奨しません。当該物件の事例でも、玄関周辺のシロアリ駆除処理だけが必要であり、床下への高額な全面処理は必要ないのです。それよりも、シンク水道管の修理が最優先課題なのです。

当社のシロアリ調査は有料ですが、ご納得頂けるシロアリ対策を提案するための調査です。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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