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2016年9月 4日 (日)

完全駆除へ

Lyctidae317 右の写真は天井裏に設置したライトトラップです。目的はアフリカヒラタキクイムシのモニタリングで、副次的な効果として捕獲があります。

今回、捕獲虫体数の確認を行うと共に設置の一時中断を行いました。今回この物件は燻蒸処理を行うこととなったためです。

この物件では初期対応の悪さから、初めてお伺いした時点で甚大な被害が確認されていました。その時点で燻蒸処理しか選択肢がない状況でした。

今回、建築主などと調整がつき、燻蒸処理を行うこととなりましたが、これでお施主さまも安心してお住まい頂けると思います。

築後直後から発生しており、既に10年以上経過していますが、まだライトトラップには捕獲されます。室内側で木粉の堆積は確認されていませんので、壁内等見えない部分で発生していると考えられます。ヒラタキクイムシ類は築年数が経過すると、餌となるでんぷん質が変質するので生育できなくなるという記述があります。しかし、実際の現場では10年以上経過していても、普通に生息します。現場を知らない、見たことがないいい加減な人間が書いているのでしょう。

ヒラタキクイムシ類は現場に合わせて対策を考えること、一度での駆除はできないためきちんとモニタリングをすることなど複合的に対策を立てなければなりません。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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