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2016年10月29日 (土)

隙間はあると考えるべきです

Prevention277 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。リフォーム中の物件で、事前のシロアリ調査で玄関周辺にシロアリ被害が確認れています。

解体時にも被害状況を確認しましたが、玄関枠以外に付け框や上がり框にも被害が認められました。これらは床下側基礎面に蟻道を構築して侵入したものではなく、玄関側から侵入したものです。

玄関はコンクリートでできていますが、タイルなどを貼り付けているため、コンクリートとタイルの間には隙間ができます。この隙間が地面とつながっていれば、シロアリは侵入可能なのです。

以前あるハウスビルダーさんで研修会を実施した際、設計の方から玄関のタイル下に隙間はないと主張されました。しかし、実際に被害を受けている現場を見れば一目瞭然で、タイルは完全に玄関のコンクリート土間と密着している訳ではありません。理論上は密着させることは可能かもしれませんが、人間が施工している以上完璧な施工をすることは困難です。机上では対策できても、実際に現場で起きていることが事実なのです。

シロアリ対策は、事実に基づいて対応する必要があります。状況を無視して薬剤の大量散布は、シロアリの生態や建物の構造を無視したものです。当社では現場の状況に合わせ、お住まいの方の安全を考慮し対策を行います。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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