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2016年10月11日 (火)

廻り縁から噴き出す蟻道

Inspection862 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。ハウスビルダーのお話しでは、室内でシロアリの蟻道の吹き出しが確認されているとのことです。

早速現場を確認すると、壁は数箇所の蟻道の吹き出しが、廻り縁や天井からも吹き出しが確認されました。ちなみに床下点検口がないため、改めて新設した上で確認する必要がありました。

天井を確認するためユニットバスの点検口から調査した結果、広範囲にシロアリが構築した蟻道が確認されました。雨漏れの様子は確認されませんでしたが、壁内に防湿シートがないため内部結露の影響が考えられました。

壁面コンセントの隙間からファイバースコープを用いて調査した結果、土台などに蟻道の構築が確認され、その蟻道の一部を壊すとヤマトシロアリの生息が確認されました。

ちなみにお施主さまが独自に検索されシロアリ調査依頼を行ったシロアリ防除業者による調査は、ほぼ何も調査らしいことをせず薬剤処理すれば問題ありませんと回答されたとのことでした。挙句の果てにネズミの侵入が確認されるため、ネズミ対策を勧めてきたとのことです(ちなみに指摘された場所にラットサインなど全くありませんでした)。

お施主さまはネットで大きく広告を出されており、年間施工数をPRする業者だからと依頼されたようですが、シロアリに対する知識がないことに驚愕されたそうです。

シロアリ防除業者はシロアリに対する知識を有している訳ではありません。多くはシロアリ防除業者という名の、薬撒き屋でしかないのです。小員でもまだまだシロアリに対する知識が不足しており日々勉強している毎日ですが、シロアリ技術がと能書きを垂れる業者に限って知識不足です。

当社では、シロアリ飼育を通じて生態観察を、シロアリを用いた薬剤試験を行い、シロアリ駆除技術の向上に努めています。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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