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2016年10月31日 (月)

見える場所に被害があるとは限らない

Inspection871 右の写真は、先日いつもお世話になっているハウスビルダーからの依頼で、お伺いした大阪府内の物件で撮影した1枚です。リフォーム虫の物件で、浴室解体時にシロアリの生息と被害が確認されたとのことです。

昔ながらの浴室は在来工法と呼ばれ、四方が基礎で囲まれている構造となっています。シロアリはその基礎の内側から侵入し、壁内で使用されている土台や柱など木部を食害します。浴室内側はタイルで囲まれていますので、内部の食害は見えないのです。

浴室リフォームを実施した場合、殆どがユニットバスを据え付けられます。その際、既存の基礎の上に土間コンクリートが打設されます。ハウスビルダーさんの中には、土間コンクリートを打設したのでシロアリは侵入できないと考える方がおられます。しかし、それは大きな間違いを生んでいます。

土間コンクリートにクラック(隙間)が発生しないと思われているようですが、実際の現場ではクラックが発生するものと考えて対策を立てる必要があります。また多くの高基礎部分で、コンクリートブロックを採用している事例があります。このコンクリートブロックの穴に充填しきれなかったモルタルの隙間を通って侵入する事例も多いため注意が必要です。

そのため、適切なシロアリ対策を行うことをお薦めします。だからと言って安易に薬剤を撒くのでなく、地中に生息しているシロアリをどうやって効率的に駆除するかを考えて処理する必要があるのです。

また浴室だけにシロアリが生息している場合でも、一般的なシロアリ防除業者は建物全体の薬剤処理を勧めます。これには色々な理由がありますが、当社では事前にシロアリ調査を実施した上で必要ない場合には薬剤処理しません。本当に必要なシロアリ対策を提案するのが、当社のシロアリ対策に関するスタンスです。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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