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2016年10月28日 (金)

建物全体に被害があるとは限らない

Inspection869 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。この物件では今後部分的なリフォームが予定されており、ハウスビルダーさんによる事前のシロアリ調査で、シロアリ被害が確認されています。建物全体でどのように広がっているか調査するとともに、シロアリ対策立案のたお伺いした次第です。

被害は洗面から浴室、便所の土台にかけて被害が広がり、被害は天井の梁にまで確認されました。

床下側からの点検調査では、シロアリ被害跡と薬剤処理跡が確認されました。いずれも部位もシロアリの侵入や生息は確認されませんでしたが、土壌面には複数回の群飛孔形成が確認されているため、土壌中ではシロアリが生息しているものと考えられました。

解体前の浴室については、非破壊シロアリ探知機を用いて調査した結果、部分的にシロアリの生息が確認されました。洗面の被害箇所には薬剤処理跡が確認されないことから、浴室を含めこの周辺にはシロアリの生息があるものと考えられました。

結論的には浴室周辺にしかシロアリは侵入していないことから、浴室解体時に適切な薬剤処理を実施しますが、床下側には薬剤を撒かず、定期的な点検調査をお薦めさせて頂きました。お施主さまは過去シロアリ被害が確認された際には、シロアリ防除業者の言われるままに薬剤処理を行い、薬剤臭で気分が悪くなられたそうです。大量散布の何が問題かを説明させて頂いておりましたので、定期的な点検調査で今後対応することでご納得頂けました。

シロアリが建物全体に被害を及ぼす事例は、滅多にありません。定期的に床下の点検調査を行えば早期発見が可能で、被害が甚大となることはありません。当社では、シロアリ調査結果を踏まえ、最適なシロアリ対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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