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2016年12月14日 (水)

この時期でも

Lyctidae332 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。フローリングから、木粉の堆積が確認されている物件で発生しているのは、外来種のアフリカヒラタキクイムシです。

ちなみに写真の部位では、一昨日木粉の堆積が確認されました。この寒い時期でも成虫が発生していますが、当該箇所は床暖房が入っています。ヒラタキクイムシ類の殆どが築浅物件であり、近年の物件では床暖房が多く採用されているだけに、今後も季節を問わず発生する事例が増えるものと考えられます。

アフリカヒラタキクイムシは恒温器中で飼育すると数箇月で成虫となることから、床暖房の条件次第で発生サイクルが短くなり、被害の拡大が考えられます。人間にとって住み易い環境は、昆虫にとっても住み易い環境なのです。

アフリカヒラタキクイムシは国内で発見された当時、日本国内では越冬できず繁殖できないと考えられていたようです。しかし実際には、家屋内で繁殖を繰り返し大きな被害を与えている物件もあるのです。生態を安易に考え、実際の現場を見ないとこのような結果となるのです。

アフリカヒラタキクイムシ対策に正解はありません。現場の状況に合わせて対処するしかないのが現状です。ですので調査段階での判断が非常に重要です。なお、ヒラタキクイムシ調査につきましては、有料調査となります。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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