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2017年1月31日 (火)

シロアリ被害はなかったものの

Inspection894 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

これからリフォームを計画予定されている物件で、お施主さまがシロアリの不安があるとのことから、ハウスビルダーさんを介してシロアリ調査依頼を頂いた次第です。

床下側からの点検調査を行った結果、シロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。床下ではカビ臭が確認されているものの、通気性は比較的良好でした。

シロアリが侵入する兆候も見られませんので、特に薬剤処理の必要はありませんとお施主さまへ説明させて頂きました。但し、薬剤処理を行わない以上、シロアリの侵入が全くない訳でないため、定期的なシロアリ調査されることをお薦めしました。

構造的な問題では、写真の部位のような支柱が直接地面と接触していました。この状態は問題のある構造で、シロアリからすれば格好の侵入経路です。そのため、リフォーム時に対処して頂くようハウスビルダーさんにお願いをしました。

シロアリ予防と称して薬剤の大量散布を行うケースがありますが、必ずしもシロアリ予防だけがシロアリ対策ではありません。定期的なシロアリ調査で十分対応可能ですので、詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月30日 (月)

死骸から同定すると

Lyctidae336 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、兵庫県内の物件にお伺いしました。中古物件を購入されたお施主さまが便所壁面に小さな穴があることを見つけられ、これからリフォーム予定のハウスビルダーさんにご相談頂いたことから、当社に調査依頼を頂きました。

便所壁面なので押しピンなどの穴であることも考えられましたが、念のため穴の状態を確認しました。穴の内部の充填物を採取すると、虫体死骸とフラスらしきものが採取されました。

採取された虫体死骸を同定すると、外来種のアフリカヒラタキクイムシでした。雌であれば同定は容易ですが、雄でしたので同定は結構困難でした。

幸いにも被害は小さかったため、部材交換で対応できそうですが、最終的には部材撤去後の状態を見て判断したいと思います。アフリカヒラタキクイムシの場合、安易な部材交換だけや薬剤塗布だけでは再発するケースを多く見ますので、ご注意下さい。

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2017年1月29日 (日)

決算経理

Accounting06 害虫発生のシーズン中は経理作業をすることが困難なため、現場仕事が減少するこの時期に確定申告向けの経理の仕事を纏めて行います。

日常の経理は銀行管理と現金管理で賄えていますが、確定申告を行うためにはきちんとした帳簿管理が必要です。そのために会計ソフトを用いて、管理を行います。

会計ソフトは秀逸で、伝票入力すれば全ての帳簿を作成してくれます。伝票枚数もそう多くないため、毎日少しずつ行っていけば十分対応可能です。

例年では先月から少しづつ、昨年は少し遅れて1月月初から対応していましたが、今季は先月今月共に忙しく全く手がつけられていません。冬場とはいえ現場作業もありますので、効率的に時間を使いながら、確定申告に向けて対応して行きたいと思います。

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2017年1月28日 (土)

雨漏れによって

Inspection893 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件ではキッチン壁面で雨漏れが確認されたとのこと。壁面の端に蟻道らしきものが確認されたことから、今回その壁を部分撤去するとのことから、お伺いした次第です。

撤去された壁面内部を確認すると、内部には大量の蟻道や蟻土、シロアリ被害が確認されました。本来はきちんと床下側からの点検調査すべきところでしたが、今回は都合で後日再調査することとなりました。

雨漏れは、生物劣化を引き起こす一番の要因です。必ず放置せず、早急に対処することが重要です。

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2017年1月27日 (金)

活動未確認

Bait56 昨日はイエシロアリ対策で大阪府内の物件にお伺いしました。4ヶ月前に誘殺ボックスを設置、毒餌処理を開始した物件です。毒餌剤を喫食させるためのシステムは当社オリジナルのもので、イエシロアリの生態を考慮したものとなっています。

10月末までは毒餌剤を順調に喫食、11月に入ると急激に喫食速度の低下、12月は僅かですが活動が確認されていました。今回の状況ですが、活動中のイエシロアリは確認されませんでした。死骸も多く確認されましたが、通常微生物等により死骸の胴体はなくなり、兵蟻の頭部だけが残る現象が一般的ですが、今回は胴体を含めて残った状態でした。

毒餌剤の状況からまだ駆除は完了していないと判断されたため、当面設置を継続する予定です。今回毒餌剤の一部にカビの発生が確認されました。今後の課題にはなりますが、このカビは取り除く必要があります。イエシロアリが再侵入した場合の忌避要因となりますので、きちんと対処しなければなりません。

毒餌剤を喫食させて駆除するシステムも、きちんと管理することが必要です。細部まで目配りしないと、駆除できなくなる可能性があるため注意が必要です。

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2017年1月26日 (木)

ずさんな

Damage51 右の写真は先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。

この場所は洗面の床下部分に当たり、四方を基礎で囲まれた構造となっています。以前シロアリ予防処理を実施したシロアリ防除業者が、基礎に穴をあけています。この作業をハツリ作業と言います。

これを見てどう思われるでしょうか。小員は明らかに問題のある作業だと思います。これだけ広範囲に基礎を壊せば、確実に耐震性は劣化するでしょう。ましてや鉄筋も見え錆びていますので、爆裂を引き起こす可能性が高いのです。

このようなケースでは、床上側に床下点検口を設けて点検や対策を行えば済むことです。ハツリ作業として費用を取りながら、耐震性を劣化させるとは理解し難い行為です。勿論、床下点検口も費用が発生しますが、耐震性を落とすことはありません。ずさんな作業を安易に勧める業者には、ご注意下さい。

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2017年1月25日 (水)

活動場所

Extermination540 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からの依頼で、大阪府内の物件にお伺いしました。昨年末に、玄関周辺でサクラアリの羽アリが発生した物件です。

発生当初に床下の点検調査を実施しており、サクラアリの生息及び活動範囲を確認しています。併せてシロアリ調査を実施していますが、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されていません。

サクラアリ駆除処理として、生息及び活動範囲へ薬剤処理を施しました。活動範囲も広くなかったことから、ほぼピンスポット処理となりました。そのため、薬剤使用量は僅かです。

害虫駆除は大量の薬剤を撒くものと勘違いしているお施主さまが多いようですが、実際には対象害虫の生態、薬剤の特性を理解していれば、少量の薬剤でも対処可能なのです。害虫防除業者の中には、大量散布を勧める場合がありますが、これは技術がないことの意味していますので、ご注意下さい。

必要最小限の薬剤量での害虫駆除のお問合せは阪神ターマイトラボのウェブサイトからお願いします。

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2017年1月24日 (火)

膨らむ腹部

Kanmonensis14 右の写真は、先日群飛したカンモンシロアリ落翅虫の連結徘徊してたペアを、飼育容器も移して飼育している様子です。

飼育容器に移しておよそ2週間が経過し、ようやく変化が現れました。腹部に膨らみが見られ始めました。今回飼育容器を3セット準備をしましたが、全ての容器で同様の現象が確認されました。

シェルター内へ入ることもありますが、まだまだ徘徊しています。できるだけ触りたくないので、シェルター内を確認していませんが、産卵している可能性は高いものと考えられました。

今後順調に産卵、繁殖を期待するとともに、随時観察していきたいと思います。

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2017年1月23日 (月)

閑談雑話

Copt114 先日シロアリフォーラムメンバーであるオヤシロアリ技研の尾屋さんから、関西の人気テレビ番組『探偵!ナイトスクープ』でシロアリを食べるという企画が放送されるとのことでした。それが先週の金曜日に放送されました。

小員もお世話になっている近畿大学農学部の板倉教授のところで飼育中の、イエシロアリの職蟻を食べるという内容でした。結果的には、炒めると海老っぽく、とても美味だとのこと。これは当たり前の結果で、昆虫は外骨格を有しているため甲殻類に近いのは当然です。

昆虫を食べるのは恐ろしいと思われる方もおられると思いますが、昆虫食は昔からあるものです。日本ではイナゴや蜂の幼虫を佃煮にして食べられています。海外ではメジャーによく食べられており、アフリカではシロアリの羽アリは自然から与えられるご馳走と言われています。

シロアリは外骨格(甲羅)が薄く、比較的食べ易い昆虫でしょう。イエシロアリの職蟻はアスパラギン酸やアルギニン、アラニンなどのアミノ酸を多く含んであり、サプリメント並みの含有量が含まれているそうです。

実際の生息場所からイエシロアリを採取するには、多大な努力が必要です。もしイエシロアリを効率的に飼育、採取することができれば、本当に食糧難が解決できるかもしれませんね。

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2017年1月22日 (日)

パソコン研修受講

Seminar107 昨日は西宮情報センターが主催するパソコン研修を受講しました。今回はスマホ対応ホームページ講座という内容なので、受講しました。今でも定期的に更新している阪神ターマイトラボのウェブサイトを充実させたいのが目的です。

今回の講座は、めざそうWebデザイナーというコースで、インターネットやCSS、HTML等の基礎知識を学ぶ内容でした。当社のウェブサイトは、ホームページビルダーでHTMLを介せず作っていましたが、やはりHTMLを勉強する必要があると思い、勉強する機会となりました。現在のサイトが老朽化しているので、できるだけ解りやすく見やすいサイトをつくりたいと思います。

10年前はフォトショップやイラストレーター、弥生会計、ホームページビルダーなどの使い方をマスターするため研修をよく受講しました。まだまだ勉強不足な点が多いので、時間を見つけて受講したいと思います。

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2017年1月21日 (土)

ベタ基礎の品質

Inspection892 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件は7年前に新築された物件で、保証期間が満了していることからシロアリ調査の依頼を頂いた次第です。お施主さまから現況について聞き取り調査を行った結果、昨年夏にリビングで羽アリを見かけたとのことです。

この地区を考慮すると羽アリはシロアリではなく、キイロシリアゲアリなどのクロアリの羽アリと考えれます。床下からの点検調査では、シロアリの被害、侵入及び生息は確認されませんでした。羽アリは灯火に誘引され、家屋内へ侵入したものと考えられました。

今回のシロアリ調査で気になったのは、右の写真です。ベタ基礎ですが、型枠の板が残っていたり、基礎面にはジャンカも確認されています。たまたまシロアリは侵入していませんが、シロアリが侵入し難いベタ基礎とはいえ侵入リスクは向上します。それだけにベタ基礎の品質について、きちんと見ていく必要があるのです。

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2017年1月20日 (金)

何故侵入するのか

Prevention290 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、新築防腐防蟻処理で大阪府内の物件にお伺いしました。

今回の処理はフラット35Sの適用を受けるため、耐久性向上のための防腐防蟻処理が必須です。そのため、公益社団法人日本しろあり対策協会の防除施工標準仕様書に準じた施工を行いました。

ベタ基礎構造ですので、シロアリは容易に侵入できる訳ではありません。最近の傾向を見ると、ベタ基礎物件ではシロアリ被害は玄関で多く見受けられます。

この物件では、玄関と玄関ポーチが一体化で打設されているため、比較的侵入し難い構造です。しかし、絶対に侵入できない訳ではありません。今後打設されるコンクリートは、物理的にくっついているだけで、化学的に結合している訳ではありません。そのため、コンクリートの接点部分では僅かな隙間があり、その隙間が侵入経路となるのです。

新築ではこれら箇所を補填するために、薬剤処理を行います。将来的には、これら箇所に対してどのような対策を行うのかがポイントになります。だからシロアリ予防を行う場合はこの部分だけを考えればよいのです。薬剤を選択する場合もあれば、点検調査を選択する場合もあります。最終的には、お住まいの方の意向を優先するのが、当社のスタイルです。

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2017年1月19日 (木)

予防処理の必要はありません

Extermination539 昨日は、いつもお世話になっている建築士の先生から紹介された京都府内の物件にお伺いしました。

この物件はここ数年、春になると便所から羽アリが発生するとのことから、夏にシロアリ調査を実施しています。但し、この物件はリフォーム時に湿気対策として、防湿コンクリートを打設しています。元々床下の高さがなかったことから、現在では床下へ侵入できる高さはありません。

羽アリの確認された便所については、非破壊シロアリ探知機を用いて調査し、概ねの生息範囲を特定し、生息は便所のみと判断しています。その他の場所については、床下点検口を複数新設し、目視調査を実施し侵入がないことを確認しています。今回、それら調査が完了したことからシロアリ駆除処理を実施しました。

シロアリ駆除処理では、大量の薬剤は必要ありません。今回の事例では季節的要因もあり、施工薬剤量としてやや多めの1リットルを使用しました。薬剤特性とシロアリの生態を理解していれば十分な量です。

当然ですが、その他の場所ではシロアリの侵入は確認されていませんのでシロアリ予防処理の必要はありません。きちんと駆除できれば、そうそうシロアリは侵入するものではないのです。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月18日 (水)

対策は必須

Lyctidae335 昨日は住宅管理会社さんからお問合せを頂き、大阪府内の物件にお伺いしました。入居されていた方が退去後、壁に小さな穴があいていたとのこと。インターネットで検索すると、ヒラタキクイムシではないかとお問合せ頂いた次第です。

早速現場で確認すると、壁のクロスに直径1~2ミリ程度の穴がありました。内部の被害部から虫体死骸を採取し、確認したところ在来種のヒラタキクイムシでした。

このケースでは、放置するのは行ってはいけない対策で、放置すれば更に繁殖が進み被害が拡大します。そのため対策は必須ですが、誤った対策を行うと被害は更に拡大するため注意が必要です。

以前このようなケースで、シロアリ用の木部処理用剤を塗布処理した害虫駆除業者や、ホウ酸製剤を塗布処理したハウスビルダーさんがおられました。当社でも実験を行いましたが、木部処理剤やホウ酸製剤では残念ながら駆除効果は期待できません。駆除と繁殖防止処理は似て異なるもので、薬剤の特性とヒラタキクイムシの生態を理解した上で対策を行う必要があります。

いずれにしてもヒラタキクイムシ対策は、事前の調査が必須です。なお、ヒラタキクイムシ調査につきましては、有料調査となります。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月17日 (火)

玄関枠

Inspection891 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。お施主さまから、玄関枠にシロアリ被害らしきものが確認されているとのことです。

早速現場へお伺いし確認すると、シロアリ被害ではなく腐朽によるものと判断しました。当該箇所では玄関庇付近から室内側へ、僅かですが雨水の侵入が確認されており、それもあってお施主さまの心配へと繋がったとのことです。

この程度であれば特に問題はなく、日常の目視点検で当該箇所に土がつく、土が噴き出すような事例にご注意頂くようお話しさせて頂きました。

当該物件はパッシブソーラー構造ですが、一体打ちのベタ基礎ですのでシロアリ侵入リスクは低くなっています。御施主さまには、念のため数年に1度のシロアリ調査、床下点検されることをお薦めさせて頂きました。

シロアリの不安をお持ちの場合、シロアリ技術者にご相談下さい。但し、シロアリ防除業者の中でシロアリ技術者は一握りですのでご注意を。

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2017年1月16日 (月)

逆ベタ基礎構造でも

Inspection890 右の写真は先日シロアリ調査でお伺いした物件で撮影した1枚です。窓枠の窓台部分にシロアリ被害が確認されました。

お施主さまにお話しをお聞きすると過去に穴があき土のようなものが出てきたことがあったためシリコンコーキングで詰めたとのことです。

窓枠を確認すると空洞音も確認されたことから、シロアリ被害と確認されました。問題はこの物件の構造で、逆ベタ基礎(土間床)構造です。屋外側に蟻道が確認されていませんので、化粧モルタル内部を通っているか、地中配管等の隙間から侵入しているものと考えられました。

建築士の先生やハウスビルダーさんの中には、逆ベタ基礎構造はシロアリが侵入できないとお考えの方がおられるようです。現場を見れば一目瞭然で、侵入し難い傾向にはありますが、侵入を完全に抑制することが無理です。だからと言って薬剤に頼るのは安直であり、ちょっとした工夫で対応可能です。但し、今回のような侵入してしまった事例では、薬剤に頼る必要があります。

薬剤も特性を理解すれば、極めて僅かな量で対応可能です。安全性が高いからと言ってホウ酸製剤などでは、予防効果しかなく駆除には不向きですので注意が必要です。

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2017年1月15日 (日)

発生時期を逃すと

Inspection889 昨日はいつもお世話になっている建築士の先生からのご紹介で、兵庫県内の物件にお伺いしました。昨年末に、リビングで羽アリが確認されたとのことです。

晩秋に発生する羽アリは、サクラアリの発生が考えられます。サクラアリは通常地中に営巣するため、床下側からの点検調査を行いました。

床下はコンクリートが打設されていますが、ベタ基礎ではなく、布基礎+防湿コンクリートです。そのため、布基礎と土間コンクリートの接点部分にクラック(隙間)があるため、土間コンクリート下の土壌中に営巣することは可能です。

しかし今回の調査ではサクラアリの徘徊は確認されませんでした。既に活動期から外れているため、侵入経路と生息場所を特定することはできませんでした。今後、室内で徘徊状況を確認して貰い、時期を見て改めて再調査するか、次年度羽アリの発生に合わせて駆除施工することとしました。

アリ駆除と称して床下全面に薬剤処理する防除業者もありますが、薬剤の無駄遣い、薬剤曝露リスクの向上、施工費用の無駄遣いでしかありません。当社ではこうした不必要な処理は行わず、安心で安全な対策を立案、実施します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月14日 (土)

寒くても

Extermination538 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ駆除でお伺いしました。

この物件では広縁でシロアリ被害が確認されたことからシロアリ調査を実施、被害は当該箇所のみでした。床下構造はベタ基礎ですが、被害箇所ではコンクリートの密度に問題があり、侵入していました。

今回、被害部や侵入経路に対して薬剤処理を実施しました。季節的には活性の大きく落ちる時期ですが、被害部ではヤマトシロアリが活動していました。薬剤注入処理を行うと、被害部から流出する様子も確認されました。

シロアリは寒いからと言って、冬眠する訳ではありません。大きく活性は落ちますが、年中活動しています。そのためシロアリ対策で重要なのは早期発見であり、シロアリ調査を行うことが大切です。そこでシロアリの生息が確認できれば、部分駆除で十分対応可能ですし、生息していなければ何もしなくて良いのです。

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2017年1月13日 (金)

雨漏れは生物劣化を呼びます

Inspection888 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

確認された被害らしき箇所は、2階など数箇所とのこと。早速現場を確認すると、壁の隙間から蟻道の噴き出しが確認されました。ハウスビルダーによって壁の一部を撤去すると、壁内では腐朽とシロアリ被害が確認されました。この被害はヤマトシロアリによるものです。

当該箇所は2階で、下から上がってきたものではなく羽アリの飛来から営巣したもので、その大きな要因の一つは雨漏れです。シロアリが営巣するためには、水の供給源が必要ですので雨漏れが供給源となればシロアリは営巣可能のです。

雨漏れはシロアリを営巣させなくても、腐れを発生させます。結局のところ、雨漏れを放置すればこうした生物劣化を引き起こすのです。

シロアリ被害がきっかけになりましたが、防水対策と併せてシロアリ対策及び防腐処理を施す予定です。但し、この雨漏れは構造上の問題が大きくかかわっていますので、一筋縄ではいかないようです。

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2017年1月12日 (木)

十日えびす残り福

Temple18 近畿地方では、商売繁盛を祈願するため戎神社へお参りする習慣があります。その総本社である西宮神社に、昨日お参りしてきました。平日午前中の残り福(11日)は一番空いており、ゆっくりお参りができます。

最近では全国ネットで開門神事、福男選びで知られるようになりましたが、この十日えびすの習慣は関西が中心で、関東にはないそうです。

この十日戎が過ぎると、正月気分を改め仕事に励むきっかけになるそうです。私たちの業界は、冬場虫の発生が少なくなるに伴い業務量が減る傾向にあるのですが、おかげさまで、かなり予定が詰まっています。例年は冬場作業であるアメリカカンザイシロアリ対策やアフリカヒラタキクイムシ対策もありますが、それら以上にヤマトシロアリ対策も多く予定しています。

確定申告に伴う経理関係も押し迫る中、上手く時間調整しながら対応して行きたいと思います。

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2017年1月11日 (水)

高額なシロアリ対策

Inspection887 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件では、シロアリ被害らしきものは確認されていないとのこと。しかし、床下の湿気が高いと不安をお持ちのお施主さまが、ハウスビルダーさんに相談された経緯でシロアリ調査を行うこととなりました。

早速床下へ潜り込み調査を開始すると、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。しかし、床下には床下調湿材が敷き込まれ、床下換気口には床下換気扇が設置されていました。

お施主さまにお話しを伺うと、10年程にシロアリ予防処理を行った際、床下が湿気が高くカビ臭いとのことから、床下調湿材の敷き込みと床下換気扇の設置を行ったとのことです。設置前の状況を知らないためどの程度改善されたかはわかりませんが、実際には床下のカビ臭は強く感じられるものでした。設置に要した費用を考慮すると、無駄というしかなく大切なお金をドブに捨てたようなものです。

ちなみにこの施工を行ったシロアリ防除業者は、今回同行したハウスビルダーさんとは無関係でとある団体を通じて来た協会加盟の業者です。床下調湿材は防湿シートを敷かずにバラ撒きで、床下調湿材の特性を全く理解おらず、これでは効果は全く期待できません。床下換気扇も密着性が悪く、床下換気口と換気扇パネルに隙間だらけです。ホームページの謳い文句は、安全や安心、大切な建物を守ると書いていますが、効果がないものを売りつけているだけにしか過ぎない、これが現実です。

今回の物件では薬剤処理が不要で、定期的な点検調査で十分シロアリ対策になるとご説明させて頂きました。床下のカビ臭ですが、土が露出した床下であればカビ臭があるのは当然であり、カビも分解者として必要な生物です。それに日本は高温多湿な環境に対応するため、床下という空間をつくり居住スペースと分断させているのです。

当社では過剰な対策はお薦めせず、本当に必要な対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月10日 (火)

配管からの水漏れ

Inspection886 昨日は、シロアリ調査で兵庫県内の物件にお伺いしました。この物件も昨日に引き続き、5年前にシロアリ調査を行った物件です。

この物件は、床下は布基礎に土が露出している土間です。5年間のシロアリ調査では、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでしたので、高額で過剰な対策である薬剤処理ではなく、定期的な点検調査をお薦めしました。

今回お施主さまから5年振りに連絡を頂き、床下の点検調査にお伺いした次第です。今回のシロアリ調査では、5年前と同様にシロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。この結果から見ても、薬剤処理は過剰でコストパフォーマンスに優れたものではありません。

今回の調査では写真にもある通り、配管からの水漏れが確認されました。床下の点検調査ではこうした配管からの水漏れも発見できます。水漏れによっても土壌含水率が高くなったり、床下の湿度が高くなったからといってシロアリが侵入する訳ではない事例の一つです。この結果からの床下湿気対策はシロアリ対策ではないことの証明とも言えます。

シロアリ対策は、薬剤処理や床下湿気対策グッズだけではありません。定期的な点検調査もシロアリ対策なのです。安全性を優先した点検調査によるシロアリ対策については阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月 9日 (月)

定期点検調査

Inspection885 昨日は、4年前にシロアリ調査にお伺いした兵庫県内の物件にお伺いしました。前回調査の3年後に再度定期点検としてシロアリ調査をしましょうと言っていたのですが、スケジュールが合わずこの年頭になりました。

この物件の床下構造はコンクリートが打設されていますが、ベタ基礎ではなく布基礎内側にコンクリートを流し込んだ土間コンクリート構造です。

土間コンクリート構造は、基礎との接点部分にクラック(隙間)が発生し、シロアリの侵入経路となるケースがあります。だからと言って薬剤処理は過剰と高コストな対策です。お施主さまが過剰な対策を求めていないことから、定期的な点検調査による対策を実施することとなりました。今回の点検調査でもシロアリの侵入等なく、問題ありませんでした。

定期的な点検調査については、特に点検サイクルを設けていません。シロアリ対策のコストの関係もありますので、お施主さまが気になるタイミングで点検調査を実施します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月 8日 (日)

冬支度

Maintenance06 昨日は施工車のタイヤをノーマルタイヤから、スタッドレスタイヤへの入れ替え作業を行いました。阪神間で仕事をしていると雪の影響を受けることが殆どありませんが、兵庫県や京都府の北中部や滋賀県北部などは雪の影響を受けます。

シロアリや家屋害虫は、冬季に発生することは稀であるため、これまではノーマルタイヤで対応してきました。しかし、近年の家屋の高気密高断熱化により、害虫が年中活動するケースが増えています。積雪の見られる地域ほど断熱がしっかりしているので、年中害虫が発生するものと認識する必要があります。これらに対応するため、一昨年からスタッドレスタイヤを履いています。おかげで昨年なども積雪した道路を走るケースもあり、安心して走ることができました。

それでもタイヤに頼るのではなく、安全運転が一番ですので十分気をつけて現場に向かいたいと思います。

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2017年1月 7日 (土)

12カ月定期点検整備

Shop05 昨日は業務車の12ヶ月点検を、国道2号線の上甲子園にあるホンダカーズ兵庫上甲子園店で行いました。

自家用車などは殆ど乗らないため車検もカーショップで行うのですが、業務車は月間1000km以上の走行距離があるため、きちんと法定点検をディーラーさんで受けました。

法定点検の目的は機械的に不具合がないかを調べ、未然に故障から守るためです。以前は不具合がなくても、部品交換を行っていましたが、現在では不具合があれば部品交換を行うスタイルとなっています。

シロアリ業界に目を向けると、未だ旧態依然です。シロアリ被害や侵入の形跡すらないのに、保証期間を過ぎたので薬剤を撒きましょうというのが一般的です。業界団体ですら、薬剤大量散布を推奨しています。シロアリ被害や侵入形跡がないのであれば、定期的なシロアリ調査を行えば済むことです。早期発見すれば早期対応が可能ですので、無駄な費用もかかりません。

自動車管理でも半ば強制的な部品交換から、不具合に合わせての交換になってきています。当社でも不具合がないのに薬剤を撒くことはせず、事前のシロアリ調査で本当に必要なシロアリ対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月 6日 (金)

小さな世界

Kanzai211 ハウスビルダーさんもそろそろ仕事始めとなり、今後の日程に関する打ち合わせが始まりましたが、現場作業はまでですので、飼育中のシロアリからご紹介します。

右の写真は、飼育中のアメリカカンザイシロアリです。この飼育ケースは非常に小型で、11年前に落翅虫を数匹入れてから、定期的に水を与えているだけで、特に何もしていません。随分と生息数は増えましたが、50頭も生息していません。

写真に多く写っているのが擬職蟻で、所謂働きアリです。写真中央下部に色の異なっているのが羽アリが翅を落とした状態の落翅虫です。この落翅虫が女王や王となり、繁殖します。ちなみに写真中央上部で頭部の色が異なるのは、兵蟻です。

小さな飼育容器で飼育している影響もありますが、この10年以上かかっても現時点での生息数は50頭にも至りません。アメリカカンザイシロアリは急速に繁殖するのではなく、非常にゆっくりと繁殖して行きます。これがアメリカカンザイシロアリであり、アメリカカンザイシロアリの被害が急速に広がらない原因です。

それだけにアメリカカンザイシロアリの駆除は、生息場所を徹底的に調査し、適切な薬剤で処理する必要があります。きちんと処理をしていけば、繁殖速度よりも駆除速度が上回るため、時間はかかりますが被害を抑制することができます。但し、被害や生息場所は目視可能な範囲だけでなく、目視不可な部分にもあります。そのため、完全駆除は困難ですが、問題ないレベルまで抑えることを意識して駆除にあたる必要があります。

アメリカカンザイシロアリだから恐ろしいと思うのではなく、きちんと対峙して行くことが重要です。生態を考慮せずアメリカカンザイシロアリ対策を行うかたは、すぐにマニュアル化したがる傾向にあります。アメリカカンザイシロアリを飼育すれば、マニュアル化が如何に意味がないかがわかります。それと薬効試験を色々な方法で実施すると、薬剤は種類ではなく、使い方です。処理すれば被害を抑制できるという謳い文句の薬剤であっても、実際の現場では効果が不十分であり、実験室での再現も可能です。

駆除は現場で行うものであり、現場から得られる経験と情報が重要です。今後も実験結果を現場へフィードバックし、より確実な駆除方法を模索して行きたいと思います。

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2017年1月 5日 (木)

営巣試験容器

Experiment14 昨日は官庁等仕事始めとなりましたが、付き合いのあるハウスビルダー等は仕事始めはまだ先なので、年明けから飼育中のシロアリと戯れています。

今回、カンモンシロアリが群飛、落翅虫となり連結行動をしていることから、営巣させるべく容器の調整を行いました。

落翅虫からの営巣はそう簡単ではなく、温度や湿度など上手くコントロールしないと営巣できません。

複数のペアを採取し、飼育容器に入れました。今後上手く営巣できることを期待しながら観察を続けたいと思います。

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2017年1月 4日 (水)

初詣

Temple17 例年の初詣は新年明けての夜中から西宮市内にある門戸厄神東光寺にお参りするのが恒例行事でしたが、今年は所用で昨日お参りさせて頂きました。

門戸厄神さんには西宮へ移り住んでから毎年お伺いしています。阪神間にお住いのお施主さまの多くも、門戸厄神さんにお参りされている方が多いようです。

本来『厄』の考え方は長い人生には要所要所で節目があり、肉体的、社会的にも様々な変化による区切りがあり、その節目にあたり、あらかじめ心の準備をおこたらないように昔人は「厄年」という習わしからきています。

いずれにしても健康に注意することは重要です。健康であることがよい仕事につながるので、普段からきっちり管理していきたいと思います。

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2017年1月 3日 (火)

活性低下

Copt113 シロアリは、冬眠するのかとよくお問合せを頂きます。答えはNoで、活性は大きく低下しますが、冬眠する訳ではありません。

右の写真は、飼育観察中イエシロアリです。巣では水取場へのブリッジが設置してあるため、シロアリが移動する様子を観察することが可能です。

夏場では多くのシロアリが水取場へ移動する様子が確認されましたが、この冬場では移動する職蟻は僅かです。シロアリも生きて行くために必要なエネルギーをとる必要があり、活性の大きく劣る冬場でも活動はしているのです。

冬場にシロアリ駆除処理を行う場合は、これら活性が大きく低下することを考慮する必要があります。シロアリ駆除処理は、年中同じ処理方法でよい訳ではなく、時期によっても処理方法が異なります。それでも原則は同じで、必要最小限の薬剤量で対処するのが当社のスタイルです。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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2017年1月 2日 (月)

落翅虫

Kanmonensis13 当社では、シロアリフォーラムメンバーであるサトーシロアリ技研の佐藤さんから頂いたカンモンシロアリを飼育しています。カンモンシロアリは、名前の通り福岡県と山口県に跨る関門海峡周辺に生息しています。

カンモンシロアリはヤマトシロアリの亜種とされていますが、生態は大きく異なります。ヤマトシロアリの羽アリの発生時期は4~5月ですが、カンモンシロアリの羽アリの発生時期は1~2月となっています。

先々月から羽アリの徘徊が確認されていましたが、群飛までにもう少し時間を要すると判断していました。ところが昨日確認すると、既に落翅虫(翅を落とした羽アリ)が徘徊していました。また産卵の前段階である連結徘徊も確認されました。

サトーシロアリ技研さんから送付頂いた際のストレスや水分管理が最適でない等により、群飛時期がずれたものと考えられました。落翅虫からの営巣させる準備をすることを考えていたため、急いで準備を行いました。

阪神間でカンモンシロアリの生息は確認されていませんが、シロアリの生態はまだまだ不明な点が多いのが現状です。シロアリ駆除はマニュアルで行うのではなく、生態を考慮した対策が必要です。だから、生態をよく知った上で対策することが重要なのです。

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2017年1月 1日 (日)

ウェブサイト更新

Top201701 新年明けましておめでとうございます。新年早々からこのブログにご訪問頂き、厚く御礼差し上げます。新年早々阪神ターマイトラボのウェブサイトを更新させて頂きました。

今回のトップページ画像は、先月大阪府内の物件で確認された洗面でのシロアリ被害です。数年前にリフォームを実施しており、その際にはシロアリの生息と被害は確認されていなかったため、シロアリ技術者によるシロアリ調査を依頼されなかったとのことです。その結果、現場監督の判断でシロアリ対策を実施せずリフォームされたそうです。

シロアリは隣接する浴室方向から侵入し、大引や根太などの床組に甚大な被害を与えました。非破壊シロアリ探知機を用いて被害部を確認すると、現在もまだ活動する様子が確認されています。

写真にもある通り、当該箇所では土間コンクリートが打設されています。コンクリートはシロアリが侵入できないとお考えの方がおられるようですが、土間コンクリートの場合は布基礎との接点部分にクラックが発生し、シロアリは容易に侵入します。コンクリートで囲われていると湿気が少ないため、乾燥に弱いシロアリは生息できないとお考えの方がおられるようですが、シロアリは水分を被害部まで合法的に運ぶことができますし、蟻道や蟻土で覆うことで湿気コントロールすることができます。

乾燥はシロアリ対策ではなく、カビや木材腐朽菌対策です。シロアリ対策は、構造と環境に対応した対策が重要です。一般的に実施されているシロアリ対策は、高濃度殺虫剤を大量に撒くため、人にやさしい環境ではありません。天然物を含めて可能な限り薬剤を使わずにシロアリ対策をするのが、人に優しいシロアリ対策です。当社のシロアリ対策は一般的なシロアリ対策と一線を画したものであり、今年もブログで色々な情報などを発信するとともに、阪神ターマイトラボのウェブサイトを更に発展させて行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。

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