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2017年1月11日 (水)

高額なシロアリ対策

Inspection887 昨日はいつもお世話になっているハウスビルダーさんからの依頼で、大阪府内の物件にシロアリ調査でお伺いしました。

この物件では、シロアリ被害らしきものは確認されていないとのこと。しかし、床下の湿気が高いと不安をお持ちのお施主さまが、ハウスビルダーさんに相談された経緯でシロアリ調査を行うこととなりました。

早速床下へ潜り込み調査を開始すると、シロアリ被害、侵入及び生息は確認されませんでした。しかし、床下には床下調湿材が敷き込まれ、床下換気口には床下換気扇が設置されていました。

お施主さまにお話しを伺うと、10年程にシロアリ予防処理を行った際、床下が湿気が高くカビ臭いとのことから、床下調湿材の敷き込みと床下換気扇の設置を行ったとのことです。設置前の状況を知らないためどの程度改善されたかはわかりませんが、実際には床下のカビ臭は強く感じられるものでした。設置に要した費用を考慮すると、無駄というしかなく大切なお金をドブに捨てたようなものです。

ちなみにこの施工を行ったシロアリ防除業者は、今回同行したハウスビルダーさんとは無関係でとある団体を通じて来た協会加盟の業者です。床下調湿材は防湿シートを敷かずにバラ撒きで、床下調湿材の特性を全く理解おらず、これでは効果は全く期待できません。床下換気扇も密着性が悪く、床下換気口と換気扇パネルに隙間だらけです。ホームページの謳い文句は、安全や安心、大切な建物を守ると書いていますが、効果がないものを売りつけているだけにしか過ぎない、これが現実です。

今回の物件では薬剤処理が不要で、定期的な点検調査で十分シロアリ対策になるとご説明させて頂きました。床下のカビ臭ですが、土が露出した床下であればカビ臭があるのは当然であり、カビも分解者として必要な生物です。それに日本は高温多湿な環境に対応するため、床下という空間をつくり居住スペースと分断させているのです。

当社では過剰な対策はお薦めせず、本当に必要な対策を提案します。詳細は阪神ターマイトラボのウェブサイトをご参照下さい。

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